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J-GLOBAL ID：202002249318920874   整理番号：20A2661128

植物病原菌における殺菌剤感受性とメラニン生合成の間のトレードオフ関係【JST・京大機械翻訳】

Trade-Off Relation between Fungicide Sensitivity and Melanin Biosynthesis in Plant Pathogenic Fungi

著者 (3件)： Harata Ken (Department of Plant Life Science, Ryukoku University, Seta, Shiga 520-2194, Japan) ,  Daimon Hiroyuki (Graduate School of Agriculture, Ryukoku University, Seta, Shiga 520-2194, Japan) ,  Okuno Tetsuro (Department of Plant Life Science, Ryukoku University, Seta, Shiga 520-2194, Japan)
資料名： iScience  (iScience)
巻： 23  号： 11  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： W5512A  ISSN： 2589-0042  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 殺菌剤耐性株の出現は農業におけるロバスト病害管理にとって重要な問題である。農業殺菌剤フェルミゾンは,イネいもち病を含むイネ病害の防除に使用されている。水田におけるフェルミゾン耐性株の出現は報告されていない。ここでは,Colletotrichum orbulareおよびイネいもち病菌Magnaporthe oryzaeにおけるフェルミゾン感受性遺伝子として銅輸送CoICT1遺伝子を同定した。遺伝学的および細胞学的分析は,CoIct1およびP型ATPアーゼCoCcc2から成る銅輸送経路における機能的欠損が,アプレッソリウムにおけるメラニン化の減少によるフェルミゾンおよび病原性欠損に対する低い感受性をもたらすことを示した。重要なことに,CuSO_4の存在はcoict1変異体においてもフェルミゾンに対して高感度を誘導した。著者らの研究は,フェルミゾンと真菌病原性に対する感度の間にトレードオフ関係があることを示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 銅 ,  遺伝子 ,  *植物病原菌 ,  農業殺菌剤 ,  真菌類 ,  病原性 ,  *殺菌薬 ,  Colletotrichum ,  イネいもち病菌 ,  ロバスト性 ,  防除 ,  細胞生物学
準シソーラス用語： *メラニン ,  イネいもち病 ,  殺菌剤耐性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 遺伝学 ,  真菌学 ,  農業科学

分類 (2件)： 菌類による植物病害  (FC04052Y) ,  稲作  (FC03020C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 植物病原菌 ,  殺菌剤 ,  感受性 ,  メラニン生合成 ,  トレードオフ