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J-GLOBAL ID：202002250045716056   整理番号：20A1119898

研究基盤改革の最前線-研究力を向上させるハード(施設・設備)とソフト(人財・システム)-研究力を向上させる研究開発環境イノベーションの課題と大学における研究基盤戦略のあり方~設備サポートセンター整備事業および先端研究基盤共用促進事業から見えた「現場」におけるイノベーション人材の重要性~

Challenges of Research and Development Environmental Innovation to Improve Research Ability and Ideal Way of Research Infrastructure Strategy in University

著者 (1件)： 江端新吾 (東京工大)
資料名： 研究技術計画  (Journal of Science Policy and Research Management)
巻： 35  号： 1  ページ： 4-15  発行年： 2020年05月01日 
JST資料番号： X0206A  ISSN： 0914-7020  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 産学官によって所有される研究施設,設備機器および技術は,すべての科学技術イノベーション活動をサポートする重要なインフラストラクチャである。大学現場における研究インフラ共用政策は,第4期科学技術基本計画期間より徐々に開始され,教育,文化,スポーツ,科学技術(MEXT)省だけによってさえ,多くの共用政策が複数の部局にわたって実施されてきた。しかしこれらの成果はごく1部に限定され,本質的な問題解決につながっていない。本特集号は,これまでの研究基盤に関する政策と現場でのギャップ,ギャップを埋めるための「場」の設計と課題解決方法,および未来の現場における研究基盤戦略の理想的なあり方を紹介する。そして,ハードウェア(施設/設備)とソフトウェア(人的資源/システム)の両面から議論する。本論文は,研究開発環境イノベーションにつながる「場」と,革新的人的資源として研究基盤に関わる「人的資源」の重要性を議論し,将来の活動の方向性を提言する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 技術革新 ,  戦略 ,  *研究施設 ,  設備器具 ,  *共同利用 ,  *政策 ,  行政機関 ,  大学 ,  問題解決 ,  能力開発 ,  文部科学省 ,  開発
準シソーラス用語： イノベーション ,  *科学技術政策 ,  課題解決 ,  *共用 ,  研究戦略 ,  人的資源開発 ,  設備機器 ,  文科省

分類 (2件)： 研究開発  (AA03000V) ,  科学技術政策・制度・組織  (AA02000O)

引用文献 (27件)：

• [1] 江端新吾,網塚浩,上原広充,阿部真育,「北海道大学における機器共用政策と研究基盤戦略:グローバルファシリティセンター構想」,研究・イノベーション学会年次学術大会要旨集,31, 15-18 (2016).
• [2] 北海道大学オープンファシリティシンポジウム(https://www.gfc.hokudai.ac.jp/information/activity/ofsymposium/).
• [3] 文部科学省,先端研究基盤部会(第10回)(https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11293659/www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu17/siryo/1356644.htm).
• [4] 文部科学省,「研究組織のマネジメントと一体となった新たな研究設備・機器共用システムの導入について」(https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu17/houkoku/1366220.htm).
• [5] 文部科学省,研究基盤環境形成作業部会(https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11293659/www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu17/008/shiryo/1367227.htm).

タイトルに関連する用語 (20件)： 研究 ,  基盤 ,  改革 ,  施設 ,  設備 ,  ソフト ,  人 ,  開発 ,  環境イノベーション ,  大学 ,  戦略 ,  センター ,  整備 ,  事業 ,  共用 ,  促進 ,  現場 ,  イノベーション ,  人材 ,  重要性