文献
J-GLOBAL ID:202002250387397004   整理番号:20A0027135

C型肝炎ウイルス非構造蛋白質5AはAMPK/SREBP-1Cシグナル伝達を調節することにより脂質代謝を混乱させる【JST・京大機械翻訳】

Hepatitis C virus nonstructural protein 5A perturbs lipid metabolism by modulating AMPK/SREBP-1c signaling
著者 (4件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 1-13  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7391A  ISSN: 1476-511X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
脂肪症は慢性C型肝炎ウイルス(HCV)感染に関連する重要な臨床症状である。脂質代謝の主要メディエーターであるAMP活性化蛋白質キナーゼ(AMPK)は,HCV関連肝脂肪症を調節するが,基礎となる機構は不明瞭なままである。ここでは,AMPK/SREBP-1c経路によるHCV非構造蛋白質5A(NS5A)誘導脂質蓄積の機構を検討した。尾静脈を介してNS5A蛋白質(遺伝子型3a)を発現する組換えレンチウイルス粒子を注入することによりモデルマウスを作製した。アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT),遊離脂肪酸(FFA)およびトリグリセリド(TG)の血清レベルを調べた。H&EとオイルレッドO染色を用いて,脂質滴を調べた。免疫組織化学染色,定量的リアルタイムPCRおよびウエスタンブロット法を用いて,リポゲネシス遺伝子の発現を測定した。著者らの結果は,肝臓脂質滴の蓄積と同様にALT,FFAおよびTGの血清レベルがNS5A発現レンチウイルス粒子に感染したマウスにおいて有意に増加することを示した。NS5AはAMPKリン酸化を阻害し,in vivoおよびin vitroでのステロール調節要素結合蛋白質-1c(SREBP-1c),アセチル補酵素Aカルボキシラーゼ1(ACC1)および脂肪酸シンターゼ(FASN)の発現レベルを増加させた。更なる研究は,AMPKの薬理活性化または異所性発現がSREBP-1c,ACC1およびFASNのアップレギュレーションを中和し,NS5Aにより誘導された肝臓脂質蓄積を改善することを明らかにした。SREBP-1cの異所性発現はNS5A誘導肝臓脂質蓄積を増強し,AMPKの薬理活性化により劇的に逆転した。まとめると,NS5AはAMPK/SREBP-1c経路を介して肝臓脂質蓄積を誘導することを示した。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
脂質の代謝と栄養  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
引用文献 (39件):
もっと見る

前のページに戻る