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J-GLOBAL ID：202002250420536478   整理番号：20A1469597

複雑情報環境下における組織間ネットワーク・ダイナミクスの考察

Study on Inter-organizational Network Dynamics in Complex Information Environments

著者 (2件)： 亀井省吾 (産業技術大学院大) ,  竹井成和 (産業技術大学院大)
資料名： 情報社会学会誌(Web)
巻： 14  号： 1  ページ： 15-24 (WEB ONLY)  発行年： 2019年08月 
JST資料番号： U2006A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 第1の著者は,組織間ネットワークにおける紐帯の有用性に関する実証的研究を続けた。それらの以前の研究は,持続可能な成長を達成する企業にとって不可欠な努力である,企業間の新しいビジネスを創造するプロセスの間に起こる,探索と活用をバランスさせる結束強度の変化から説明している。さらに,社会的影響情報が技術革新プロセスの源になる結束形成の原因として有効であることを示唆した。本研究では,集団的に認識された社会的影響情報が,探索のトリガであるだけでなく結束ネットワークの主要な原因であり,また,アクターの曖昧な認知に基づくテンポラルなネットワークが,複雑な情報環境における結束から架橋へのネットワークスタイルの再構成において効果的であることを示唆する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *企業成長 ,  企業行動 ,  情報ネットワーク ,  結束 ,  紐 ,  技術革新 ,  社会問題 ,  トレードオフ ,  仮説検定 ,  知識 ,  経営組織 ,  動力学 ,  大企業 ,  ネットワーク構造 ,  企業環境
準シソーラス用語： アクターネットワーク理論 ,  イノベーション ,  ソーシャルネットワーク ,  ネットワーク・ダイナミクス ,  社会的影響 ,  集合知 ,  知識ネットワーク ,  紐帯 ,  *複雑情報環境

分類 (2件)： 経営工学一般  (KA01010C) ,  計算機網  (JC03000K)

引用文献 (23件)：

• March, J. G., ′′Exploration and Exploitation in Organizational Learning′′, Organization Science, Vol. 2, No. 1, pp. 71-87,1991.
• Levinthal, D. A. & J. G. March, ′′The myopia of learning′′, Strategic Management Journal, pp.14:95-112, 1993.
• 亀井省吾、大橋正和「中小企業における紐帯活用とアーキテクチャ・ダイナミクス-中堅テントメーカーに見る新規事業創出事例からの考察-」『情報社会学会誌』Vol.8, No.2, pp.45-62,2014.
• Kamei, S., M. Ohashi, & M. Hori, ′′Social Impact Information as the Cause for the Formation of Ties in Enterprises′′, Proceedings of 48th Hawaii International Conference on System Science, pp.2786-2793,2015.
• Granovetter, M., ′′The Strength of Weak Ties′′, American Journal of Sociology, Vol.78, No.6, pp.1360-1380, 1973.

タイトルに関連する用語 (3件)： 情報環境 ,  組織 ,  ダイナミクス