抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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線維病原性真菌に対するイトラコナゾール,ボリコナゾールおよびポサコナゾールを含むミノサイクリンおよびアゾールのin vitroおよびin vivo相互作用を調べた。合計56の臨床分離株を,Aspergillus fumigatusの20株,Aspergillus flavusの7株,Exophiala dermatitidisの16株,Fusarium solaniの10株およびFusarium oxysporumの3株を含むブロス微量希釈チェッカーボード法によりin vitroで研究した。その結果,ミノサイクリンは試験した菌株のいずれに対しても有意な抗真菌活性を示さなかった。しかし,アゾール耐性A.fumigatusおよびFusarium spp.のアゾール耐性A.fumigatusおよびFusarium spp.を含む,アゾール耐性A.fumigatusおよびFusarium spp.に対して,イトラコナゾール,ボリコナゾール,またはポサコナゾールとミノサイクリンの好ましい相乗効果が,それぞれ34(61%),28(50%)および38(68%)分離株に対して観察された。相乗的組合せはミノサイクリンとアゾールの有効MICの4倍から16倍の減少をもたらした。拮抗作用は観察されなかった。E.dermatitidis株BMU00034に感染したGalleria mellonellaモデルにおける生存アッセイにより,ミノサイクリン-アゾール組合せのin vivo効果を評価した。F.solani株FS9;およびA.fumigatus株AF293,AFR1およびAFR2。ミノサイクリンはアゾールと相乗的に作用し,アゾール耐性A.fumigatusおよびアゾール不活性Fusarium spp.を含むすべての分離株(P<0.001)において幼虫生存を有意に増加させた。結論として,結果は,アゾールと組み合わせたミノサイクリンが,病原性真菌に対するアゾールの抗真菌感受性を増強し,アゾール耐性問題を克服する可能性を有することを示した。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】