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J-GLOBAL ID：202002252891235400   整理番号：20A1992985

ひび割れ注入材用ジオポリマーペーストの可使時間に関する研究

著者 (3件)： 五百蔵沙耶 (三重大 大学院工学研究科) ,  ポンマハーサイ パラミ (三重大 大学院工学研究科) ,  畑中重光 (三重大 大学院工学研究科)
資料名： コンクリート工学年次論文集(CD-ROM)  (Proceedings of the Japan Concrete Institute (CD-ROM))
巻： 42  ページ： ROMBUNNO.1297  発行年： 2020年07月15日 
JST資料番号： Y0507B  ISSN： 2424-0281  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,フライアッシュおよび4000,8000ブレーンの高炉スラグ微粉末を用いたジオポリマーの可使時間について調べた。フロー値,流下時間,粘度の経時変化を調べ,その結果から可使時間を推測し,簡易注入試験体に注入し確認を行った。その結果,ブレーン値が大きくなると,急激なフロー値の減少,粘度および流下時間の増加が生じた。また,本実験(高炉スラグ微粉末の置換率が40%,溶液粉体比0.7から0.9)においては,粘度およびその経時変化からおおよその可使時間の推測が可能であった。(著者抄録)

シソーラス用語： *無機重合体 ,  *亀裂 ,  *注入材 ,  *ポットライフ ,  経時変化 ,  フライアッシュ ,  微粉体 ,  *ジオポリマ ,  高炉スラグ微粉末
準シソーラス用語： *可使時間

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (14件)：

• 日本コンクリート工学会:建築分野へのジオポリマー技術の適用に関する研究委員会報告書,2017.9
• Phoo-ngernkham, T., Sata, V., Hanjitsuwan, S., Ridtirud, C., Hatanaka, S. and Chindaprasirt, P.: High calcium fly ash geopolymer mortar containing Portland cement for use as repair material, Construction and Building Materials, Vo.98, pp.482-488, Aug.2015
• Pareek, S., 鹿島大雄,丸山一平,荒木慶一:各種異なる母材及び鉄筋に対するジオポリマーモルタルの付着特性に関する基礎的研究,コンクリート工学会年次論文集,Vol.40, No.1, pp.1839-1844, 2018.7
• Alanazi, H., Yang, M., Shang, D. and Gao, Z.: Bond strength of PCC pavement repairs using metakaolin-based geopolymer mortar, Cement and Composites, Vol.65, pp.75-82, Jan.2016
• Ding, Y., Cheng, T. and Dai, Y.: Application of geopolymer paste for concrete repair, International federation for structure concrete, pp.561-570, Jan.2017

タイトルに関連する用語 (6件)： ひび割れ ,  注入材 ,  ジオポリマー ,  ペースト ,  可使時間 ,  研究