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J-GLOBAL ID：202002253029417960   整理番号：20A0491313

ポインタ付連分割トライに基づく決定図構築法

著者 (3件)： 原田崇司 ,  田中賢 ,  三河賢治
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2020  号： AL-176  ページ： Vol.2020-AL-176,No.3,1-8 (WEB ONLY)  発行年： 2020年01月22日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,不正アクセスやDRDoS攻撃などのサイバー脅威の増加にともない,これらの攻撃に対する防御策の根幹技術であるパケット分類が注目されている.TCAMやASICなどの特殊なハードウェアを実装していないネットワーク機器では,パケットと分類ルールリストとを線型探索することによってパケット分類を実現する.線型探索では,パケットはほとんど全てのルールと比較されてしまうため,ルール数の増加にともなう遅延の増大が問題となる.それゆえ,探索時間がルール数に依存しない分類アルゴリズムが求められる.そのような手法として本稿では,連分割トライから構築される決定図を用いた分類法を提案する.(著者抄録)

シソーラス用語： ディシジョンツリー ,  *コンピュータセキュリティ ,  データ保護 ,  *パケット ,  計算量 ,  *サイバー攻撃 ,  *サイバーセキュリティ ,  時間計算量
準シソーラス用語： *パケット分類 ,  決定図 ,  決定木

分類 (1件)： データ保護  (JD01020V)

引用文献 (18件)：

• Baboescu, F. and Varghese, G.: Scalable Packet Classification, SIGCOMM Comput. Commun. Rev., Vol. 31, No. 4, pp. 199-210 (online), DOI: 10.1145/964723.383075 (2001).
• Brace, K. S., Rudell, R. L. and Bryant, R. E.: Efficient implementation of a BDD package, 27th ACM/IEEE Design Automation Conference, pp. 40-45 (online), DOI: 10.1109/DAC.1990.114826 (1990).
• Bryant: Graph-Based Algorithms for Boolean Function Manipulation, IEEE Transactions on Computers, Vol. C-35, No. 8, pp. 677-691 (online), DOI: 10.1109/TC.1986.1676819 (1986).
• Fuchino, T., Harada, T., Tanaka, K. and Mikawa, K.: Acceleration of Packet Classification Using Adjacency List of Rules, 2019 28th International Conference on Computer Communication and Networks (ICCCN), pp. 1-9 (online), DOI: 10.1109/ICCCN.2019.8846923 (2019).
• Inoue, T., Mano, T., Mizutani, K., Minato, S. and Akashi, O.: Rethinking Packet Classification for Global Network View of Software-Defined Networking, 2014 IEEE 22nd International Conference on Network Protocols, pp. 296-307 (online), DOI: 10.1109/ICNP.2014.52 (2014).

タイトルに関連する用語 (3件)： ポインタ ,  決定図 ,  構築