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J-GLOBAL ID:202002253240435755   整理番号:20A2115187

水素供与体としてグルコン酸を用いたクロロエテン-脱塩素コンソーシアムの開発とキャラクタリゼーション

Development and Characterization of a Chloroethenes-Dechlorinating Consortium Using Gluconate as a Hydrogen Donor
著者 (6件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 212-225(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0066A  ISSN: 1348-2165  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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クロロエテンの還元脱塩素のための潜在的水素供与体としてのグルコン酸の有効性を評価するために,唯一の水素供与体としてグルコン酸を用い,Dehalococcoidesを含むクロロエテン汚染地下水からトリクロロエテン(TCE)脱塩素コンソーシアムを開発し,そのクロロエテン脱塩素性能と微生物群集組成をキャラクタリゼーションした。反復継代培養の後,グルコン酸との微生物共同体を成功裏に開発し,それは塩化ビニル(VC)に対するTCEの一貫した脱塩素を示し,結果としてVCの消滅をもたらした。得られたコンソーシアムは24μmol/LのTCEをVCに脱塩素化し,20日以内にVCを除去でき,これは乳酸またはメタノールのような他の水素供与体を用いた場合に必要な時間と同等またはわずかに長かった。これらの結果は,グルコン酸がクロロエテンの還元的脱塩素のための効果的な水素供与体であることを示した。細菌および古細菌集団のリアルタイムPCRおよび末端制限断片長多型分析では,開発したコンソーシアムにおける安定な微生物群集の確立を明らかにした。加えて,16S rRNAアンプリコン配列決定では,TrichococcusとMalikiaが優勢な分類群であり,一方,Dehalococcoidesと他の脱塩素個体群はマイナーであることを明らかにした。この結果は,水素供与体としてのグルコン酸の使用が,他の水素供与体で開発された濃縮コンソーシアムと比較して,独特の微生物群集を確立したことを推論する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
水質汚濁一般  ,  用水の生物学的処理 
引用文献 (45件):

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