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J-GLOBAL ID：202002253448003373   整理番号：20A2326429

脳内自己刺激報酬または固定化回避は神経伝達物質感受性変異体PC12細胞における軸索伸展とERK経路に対して異なる効果を及ぼす【JST・京大機械翻訳】

Intracranial self-stimulation-reward or immobilization-aversion had different effects on neurite extension and the ERK pathway in neurotransmitter-sensitive mutant PC12 cells

著者 (10件)： Gomita Yutaka (Department of Hospital Pharmacy, Okayama University Medical and Dental School, 2-5-1 Shikata-cho, Okayama 700-8558, Japan) ,  Gomita Yutaka (Graduate School of Health of Science, Kibi International University, 8 Iga-machi Takahashi City, Okayama 716-8508, Japan) ,  Esumi Satoru (Department of Hospital Pharmacy, Okayama University Medical and Dental School, 2-5-1 Shikata-cho, Okayama 700-8558, Japan) ,  Ushio Soichiro (Department of Hospital Pharmacy, Okayama University Medical and Dental School, 2-5-1 Shikata-cho, Okayama 700-8558, Japan) ,  Kitamura Yoshihisa (Department of Hospital Pharmacy, Okayama University Medical and Dental School, 2-5-1 Shikata-cho, Okayama 700-8558, Japan) ,  Sendo Toshiaki (Department of Hospital Pharmacy, Okayama University Medical and Dental School, 2-5-1 Shikata-cho, Okayama 700-8558, Japan) ,  Motoda Hirotoshi (Graduate School of Health of Science, Kibi International University, 8 Iga-machi Takahashi City, Okayama 716-8508, Japan) ,  Inoue Shigeki (Graduate School of Health of Science, Kibi International University, 8 Iga-machi Takahashi City, Okayama 716-8508, Japan) ,  Araki Hiroaki (Department of Hospital Pharmacy, Ehime University Medical School, Shitsukawa, Toon, Ehime 791-0295, Japan) ,  Kano Yoshio (Graduate School of Health of Science, Kibi International University, 8 Iga-machi Takahashi City, Okayama 716-8508, Japan)
資料名： Behavioural Brain Research  (Behavioural Brain Research)
巻： 396  ページ： Null  発行年： 2021年 
JST資料番号： A1150A  ISSN： 0166-4328  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 感情的応答として,様々な行動は, p楽(報酬)または嫌悪(罰)を引き起こす。長期間の脳神経制御過程に負の影響を与える感情因子は,神経変化を誘導することにより,様々な精神疾患を引き起こす可能性がある。本研究では,アセチルコリン(ACh)のような神経伝達物質に対して高感度である新規に開発したPC12m12細胞を用いた。頭蓋内自己刺激(ICSS)を受けたラットからの血漿への細胞曝露は,神経突起伸長を著しくアップレギュレートした。さらに,輪または回転棒に強制された自発的運転を用いて,ラットの行動興奮を誘導し,それらの血漿の検査は,ICSS誘発神経突起伸長がICSS挙動自体とは関連しないことを確認した。更に,ERK(細胞外シグナル調節キナーゼ)アンタゴニスト,U0126による免疫ブロッティングと処理は,ICSSが誘導する神経突起伸長が神経ERK活性と関係することを示した。固定化(IMM)を受けたラットから血漿に同じ細胞を曝露すると神経突起伸長も増加した。増強の程度はICSSラットプラズマ処理後に見られたものほど大きくなかったが,陽性対照としてAChによる処理後に観察されたものより少なかった。これらの結果は,ICSSまたはIMMがPC12m12細胞において神経突起伸長の増強のような形態変化の程度を変えるが,これらの効果の根底にあるニューロン情報伝達経路は異なることを示している。すなわち,前者の形態学的変化はERK経路の活性化を含む可能性があるが,後者の変化はそうではない。神経伝達物質に対して感受性を示すPC12m12細胞を用いて,神経レベルでの精神病の病原体を明らかにし,治療薬を探索することが可能である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： プラズマ ,  ニューロン ,  血漿 ,  興奮 ,  *軸索 ,  *神経伝達物質 ,  精神病 ,  ラット ,  脳神経 ,  *自己刺激 ,  *PC12細胞 ,  ERK【酵素】 ,  神経突起 ,  軸索成長 ,  ネズミ亜目
準シソーラス用語： アンタゴニスト , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 頭蓋内自己刺激報酬 ,  制限不動化回避 ,  プラズマ ,  神経伝達物質 ,  神経突起成長 ,  PC12変異細胞

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

タイトルに関連する用語 (12件)： 脳内自己刺激 ,  報酬 ,  固定化 ,  回避 ,  神経伝達物質 ,  感受性 ,  変異体 ,  PC12細胞 ,  軸索 ,  伸展 ,  ERK ,  経路