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J-GLOBAL ID:202002253488850570   整理番号:20A0017107

還元剤として可溶性澱粉を用いた水熱誘導還元酸化グラフェンの生体適合性と血液適合性【JST・京大機械翻訳】

Biocompatibility and hemocompatibility of hydrothermally derived reduced graphene oxide using soluble starch as a reducing agent
著者 (6件):
資料名:
巻: 185  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グラフェン系ナノ材料(GBN)は,組織工学および再生医療における生物医学材料として多くの応用を有する。水熱法における還元剤として可溶性澱粉を用いた澱粉-(官能化)還元酸化グラフェンナノシート(SRGO)の調製とヒト皮膚線維芽細胞および赤血球(RBC)とのin vitro相互作用について報告する。著者らの結果は,可溶性SRGOナノシートが原料として酸化グラフェン(GO)を用いて調製されたことを示す。水熱処理後に異なる濃度の可溶性澱粉を用いて調製したSRGO-1及び-10を紫外可視分光法により特性化し,GOの脱酸素及び共役芳香族構造の回復に対応する260nmにピークシフトを示した。動的光散乱とゼータ電位測定を用いて,GOとSRGOのZ平均サイズと表面電荷を決定した。X線回折,減衰全反射Fourier変換赤外分光法およびRaman分光法により,水熱処理中の不安定な酸素官能基の漸進的除去およびπ共役ネットワークの回復を明らかにした。X線光電子分光法は,GOと比較して高い炭素対酸素比(C/O)を持つSRGOの脱酸素を示した。SRGO-1と-10の皮膚線維芽細胞との相互作用は,それぞれ88%と90%までの細胞生存率で200μg/mlの濃度でも優れた生体適合性を示したが,20μg/mlのGOでは顕著な細胞毒性が観察された。同様に,SRGO-1と-10はGOと比較してRBCに対して毒性を示さなかった。細菌黄色ぶどう球菌による生物膜形成と生物膜の代謝活性も,クリスタルバイオレットとテトラゾリウム還元アッセイを用いて評価した。SRGOを合成するために使用された記述された水熱法は,種々の生物医学的応用のための新規GBNの製造のための水分散性,生体適合性および血液適合性還元GOを製造する安価で,容易で環境に優しい手段を提供する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
炭素とその化合物 

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