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J-GLOBAL ID：202002253904692505   整理番号：20A2240302

Zr-BおよびFe-B合金の機械的および熱的性質

Mechanical and thermal properties of Zr-B and Fe-B alloys

著者 (4件)： Sun Yifan (Graduate School of Engineering, Osaka University, Osaka, Japan) ,  Abe Yuta (Sector of Fast Reactor and Advanced Reactor Research and Development, Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki, Japan) ,  Muta Hiroaki (Graduate School of Engineering, Osaka University, Osaka, Japan) ,  Ohishi Yuji (Graduate School of Engineering, Osaka University, Osaka, Japan)
資料名： Journal of Nuclear Science and Technology  (Journal of Nuclear Science and Technology)
巻： 57  号： 8  ページ： 917-925  発行年： 2020年08月 
JST資料番号： W2314A  ISSN： 0022-3131  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 福島第一原子力発電所(1F)における炉心溶融後,金属ホウ化物系の種々の化合物は,B₄C(制御棒材料)とFe,Zr合金(制御ブレードシース,ジルカロイ被覆,チャネルボックスなど)の間の反応の結果として,潜在的に形成する可能性があった。いくつかの以前の研究はZrB₂,FeBおよびFe₂BのようなZr-BおよびFe-B系の金属間化合物の性質に焦点を当てた。しかし燃料デブリの凝固中に,単相の金属間化合物の大きな塊よりむしろこれらの金属間化合物の複合材料が形成する。この状況は,これらの金属ホウ化物の機械的および熱的特性の組成依存性の理解を,デブリ回収が行われる前の主要な課題としている。本研究ではまず,室温から900°CまでのFe-BとZr-B共晶の温度依存熱伝導率を調べた。次に,室温でこれらの金属ホウ化物の組成依存押込硬度を評価することができた。著者らの実験データに基づいて,Fe-B,Zr-B複合材料の硬度と熱伝導率は,それぞれ,混合則と有効媒質理論(EMT)計算で,複合材料の対応する成分の特性を用いてよく推定できると結論した。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ジルコニウム合金 ,  *ホウ素含有合金 ,  鉄合金 ,  *熱特性 ,  原子力発電所 ,  炉心溶融 ,  ホウ化物 ,  共晶 ,  押込硬さ ,  有効媒質近似 ,  熱伝導率 ,  温度依存性 ,  *機械的性質 ,  反応生成物 ,  混合則 ,  複合材料
準シソーラス用語： 核燃料デブリ ,  福島第一原子力発電所

著者キーワード (6件)： 燃料デブリ ,  ジルコニウム ,  鉄 ,  ホウ化物 ,  押込硬度 ,  熱伝導率

分類 (1件)： 水冷却炉の安全性  (MD06020H)

タイトルに関連する用語 (4件)： Zr ,  Fe ,  B合金 ,  熱的性質