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J-GLOBAL ID:202002254912808016   整理番号:20A2536656

リン酸化南極オキアミ蛋白質の構造および機能特性に及ぼす種々の乾燥方法の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of different drying methods on the structures and functional properties of phosphorylated Antarctic krill protein
著者 (4件):
資料名:
巻: 85  号: 11  ページ: 3690-3699  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0005A  ISSN: 0022-1147  CODEN: JFDSAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ABSTRACT:南極オキアミ蛋白質(AKP)を,アルカリ溶解-等電点沈殿法によって南極キアミから抽出し,次にそれをトリポリリン酸ナトリウムでリン酸化した。噴霧乾燥(SD),凍結乾燥(FD),および熱風乾燥(AD)により,リン酸化南極オキアミ蛋白質(P-AKP)粉末を得て,蛋白質の構造と機能特性に及ぼすこれらの乾燥法の影響を研究した。SDによって乾燥されたP-AKP粉末は最良の官能性能を持ち,その粒径はFDとADのものよりはるかに小さかった。走査電子顕微鏡は,SD粉末の均一な粒径を示し,粒子は均一に分散した。X線回折分析は,ADとFDよりSD試料の高い結晶性を示した。示差走査熱量測定分析は,SD試料が最良の熱安定性とより少ない蛋白質変性(ΔH=210.80J/g)を有し,続いてFD(ΔH=80.48J/g)とAD(ΔH=73.94J/g;P<0.05)であることを明らかにした。Fourier変換赤外は,SD試料がより多くの蛋白質二次構造を含むことを示した。SDと比較して,FDとAD試料中のリン酸化基関連化学結合は部分的に破壊された。SDサンプルは,FDおよびAD(P<0.05)より,最も高い蛋白質溶解性,オイル吸収能力,乳化および発泡活性を有した。FDは最も高い水吸収能力を有したが,ADで調製した試料は最悪の機能性能を示した。従って,P-AKPの調製に用いる種々の乾燥法は,その物理化学的および関連する機能特性に影響し,SDは,より良い機能性を有するP-AKP粉末の工業的大量生産のための適切な乾燥法であった。PRACTICAL APPLICATION:リン酸化した南極オキアミ蛋白質(P-AKP)粉末を調製するための最適乾燥法は,物理化学的および機能的特性が他の乾燥法よりもSDによって乾燥されたP-AKPに対してより良いので,噴霧乾燥(SD)であることが証明された。したがって,SDは,より良い機能性を有するP-AKP粉末の工業的大量生産のために推奨された。本研究は,P-AKPの更なる処理および利用のための理論的指針を提供し,食品加工および保存のための技術的参照を提供する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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食品蛋白質 
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