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J-GLOBAL ID：202002255106092458   整理番号：20A0802904

酸素センサーへの電圧印加を利用した溶鋼中における酸素濃度連続測定の試み

Trial of Continuous Measurement of Oxygen Content in Molten Steel by Zirconia Oxygen Sensor

著者 (8件)： 佐伯直哉 (大阪大 大学院工学研究科) ,  鈴木賢紀 (大阪大 大学院工学研究科) ,  中本将嗣 (大阪大 大学院工学研究科) ,  田中敏宏 (大阪大 大学院工学研究科) ,  加藤木健 (大阪大 大学院工学研究科) ,  小坂博昭 (東洋総合技術研究センター) ,  堂園和馬 (日本製鉄) ,  石井椋太 (日本製鉄)
資料名： 材料とプロセス(CD-ROM)  (Current Advances in Materials and Processes (CD-ROM))
巻： 33  号： 1  ページ： ROMBUNNO.54  発行年： 2020年03月01日 
JST資料番号： X0994B  ISSN： 1882-8922  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・溶鋼中酸素濃度連続測定法確立を目的にMoとMoO₂混合粉末を標準極とする酸素センサを作製し,酸素濃度測定の阻害要因解明と電圧印加による連続測定試験を実施。
・混合粉末の部分安定化ジルコニアMSZ充填電極とMo電極の組合せセンサを酸素量が異なる溶鉄浸漬中に酸素濃淡電池起電力の経時変化を測定し,測定後電極断面を観察。
・起電力は初期の酸素濃度対応起電力から時間とともに低下し不安定で,断面観察によりMSZ管内壁の金属Mo膜生成が原因と推定。
・上記原因をMSZ管内酸素分圧差起因の酸素移動による還元と推察し,標準電極で高電位保持の電圧印加を試み,金属Mo膜再酸化・除去で起電力回復が生じ連続測定を実現。

シソーラス用語： *酸素センサ ,  *溶鋼 ,  濃度 ,  酸素飽和度測定 ,  *連続計測 ,  モリブデン ,  酸化モリブデン ,  部分安定化ジルコニア ,  電極 ,  酸素濃淡電池 ,  起電力 ,  分圧 ,  電圧 ,  溶存酸素
準シソーラス用語： 二酸化モリブデン ,  印加電圧 ,  酸素濃度 ,  酸素分圧

分類 (2件)： 無機物質中の元素の物理分析  (CC03022H) ,  製鋼  (WD01060A)

引用文献 (2件)：

• T. Noda, T. Kainuma, M. Okada: Transactions of the Japan Institute of Metals, 26(1985), 26,
• L. A. Simpson, R. E. Carter: Journal of the American Ceramic Society, 49(1966), 139

タイトルに関連する用語 (6件)： 酸素センサー ,  電圧印加 ,  溶鋼 ,  酸素濃度 ,  連続測定 ,  試み