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J-GLOBAL ID：202002255324305823   整理番号：20A0847881

材料の特性に着目した感性価値向上の試み

Trials to Enhance Kansei Value Focused on Material Properties

著者 (4件)： 佐藤浩一郎 (千葉大 大学院工学研究院) ,  SIM Teck Ceng (会津大学短大) ,  須田高史 (群馬産技セ) ,  寺内文雄 (千葉大 大学院工学研究院)
資料名： 設計工学  (日本設計工学会誌)
巻： 55  号： 4  ページ： 218-224  発行年： 2020年04月05日 
JST資料番号： S0898A  ISSN： 0919-2948  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・本文においては,材料の特性に着目した感性価値の向上の試みとして,プラスチックと竹材を対象とした取り組みについて概説。
・筆者らは,プラスチックの充填材であるフィラーに着日し,熱可塑性樹脂にフィラーを混練し,その質感を変化させ,ユーザに製品の長期利用を促すプラスチック材料の開発を実施。
・フィラーによりプラスチックの質感を変化させることを目的として,金属材料粉や和紙繊維,無機材料粉をフィラーとしてポリプロピレンに混錬すること試行。
・もし竹材表面だけでなく,内部までを染色できれば,竹材の活用可能性を拡大できると考え,竹材が有する魅力を色やテクスチャから生じる感性価値の観点から,活用可能性を検討。

シソーラス用語： *材料 ,  特性 ,  *感性 ,  *価値 ,  強化 ,  プラスチック ,  竹類 ,  成形性 ,  充填剤 ,  ポリプロピレン ,  摩耗 ,  染色
準シソーラス用語： 質感

分類 (2件)： 森林植物学  (FF02020E) ,  充填剤,補強材  (YH05030J)

引用文献 (8件)：

• 青木弘行,松岡由幸:プラスチックの逆襲,丸善プラネット,(2017),11-17.
• 加藤健郎,松岡由幸:工業デザインにおけるプラスチックの魅力因子,成形加工,30,9(2018),458-461.
• 秋元英郎:加飾技術概論,成形加工,23,11(2011),638-644.
• 寺内文雄,白柳爛,佐藤浩一郎:経時変化に伴う質感変化に着目した複合材料の提案,第65回日本デザイン学会春季研究発表大会講演論文集,(2018),346-347.
• 徳永洋子,荒木光:竹林と環境京都教育大学環境強教育研究年報,15(2007),99-123.

タイトルに関連する用語 (3件)： 着目 ,  感性価値 ,  試み