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J-GLOBAL ID：202002255533063654   整理番号：20A0187927

農産廃棄物系バイオマス酵素糖化のための1-n-ethyl-3-methylimidazolium acetate Ionic liquid-heat法による前処理最適条件の検討

Pretreatment of enzymatic saccharification for inedible biomass by 1-n-ethyl-3-methylimidazolium acetate ionic liquid-heat method

著者 (5件)： 高山勝己 (福井工高専) ,  松野敏英 (福井工高専) ,  川島尚大 (金沢大 理工学域) ,  仁宮一章 (金沢大 理工学域) ,  高橋憲司 (金沢大 理工学域)
資料名： 技術・教育研究論文誌  (Journal of Technology and Education)
巻： 26  号： 1-2  ページ： 35-39  発行年： 2019年12月30日 
JST資料番号： L2883A  ISSN： 1342-6079  CODEN： DKGRFL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,酵素糖化の下流処理のためのイオン液体熱(IL-熱)前処理を試験した。種々の温度と反応時間の条件下で,酢酸1-n-エチル-3-メチルイミダゾリウム([Emim]OAc)中で,3種のリグノセルロース材料(バガス,稲藁,および籾殻)を処理した。セルラーゼ糖化率は,110°C,2時間のIL-熱前処理後のバガス粉末に対して70%であった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *農業廃棄物 ,  *バイオマス ,  *酵素的分解 ,  *糖化 ,  河川流域 ,  前処理 ,  最適条件 ,  熱処理 ,  温度依存性 ,  反応時間 ,  リグノセルロース ,  セルラーゼ ,  バガス ,  稲藁 ,  籾殻 ,  比率 ,  回収率 ,  再利用 ,  粒度依存性 ,  *イオン液体
準シソーラス用語： リグノセルロース系バイオマス ,  下流 ,  *酵素糖化 ,  組成分析 ,  糖化率 ,  農産廃棄物

分類 (3件)： 農業廃棄物の利用  (FB07050I) ,  産業廃棄物処理  (SC05040Z) ,  イミダゾール  (CF07083X)

引用文献 (8件)：

• M. Abe, Y. Fukaya, and H. Ohno. Green Chem. 2010, vol. 12, p. 1274-1280.
• 大野弘幸, イオン液体. 高分子学会編, 2012, p.129.
• 深谷幸信, 大野弘幸. イオン液体の科学, イオン液体研究会 監修, 2012, p.374.
• Anantharam P. Dadi, S. Varanasi and Constance A. Schasll. Biotechnol. Bioeng. 2006, vol. 95, p. 904-910.
• S. Singh, Blake A. Simmons and Kenneth P. Vogel. Biotechnol. Bioeng. 2009, vol. 104, p. 68-75.

タイトルに関連する用語 (4件)： 廃棄物系バイオマス ,  酵素糖化 ,  HEAT ,  最適条件