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J-GLOBAL ID：202002255540595576   整理番号：20A2272248

銀河中心ローブの西部は本当にどこにあるのか?

Where is the western part of the Galactic Center Lobe located really?

著者 (6件)： TSUBOI Masato (Japan Aerospace Exploration Agency, Kanagawa, JPN) ,  TSUTSUMI Takahiro (National Radio Astronomy Observatory, NM, USA) ,  KITAMURA Yoshimi (Japan Aerospace Exploration Agency, Kanagawa, JPN) ,  MIYAWAKI Ryosuke (J.F. Oberlin Univ., Tokyo, JPN) ,  MIYAZAKI Atsushi (Japan Space Forum, Tokyo, JPN) ,  MIYOSHI Makoto (National Astronomical Observatory of Japan, Tokyo, JPN)
資料名： Publications of the Astronomical Society of Japan  (Publications of the Astronomical Society of Japan)
巻： 72  号： 5  ページ： L10.1-L10.6  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2414A  ISSN： 0004-6264  CODEN： PASJA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 銀河中心ローブ(GCL)は,銀河面から正の銀河緯度に向かって広く突出する特異な天体であり,電波観測の初期に銀河中心(GC)に向かって見出されている。特有の形状は,GCにおける歴史的事象,星バースト,大きな爆発,その他との関係を示唆した。しかし,GCLがGC領域に位置する単一の大きな構造であるかどうかの問題は,まだ解決されていない。以前の観測では,低周波放射に対するシルエットがGCLの西部(WPGCL)で見いだされた;これは,部分がGC領域の前面に位置することを示唆する。一方,電波再結合線の局所静止系(LSR)速度は0kms^-1と低いことが判った。しかし,これらの観察は視線上の正確な位置を決定することができない。GC領域の近傍領域にある別の可能性がまだある。この解析では,これらの結果をGCに対する視覚的消光マップと比較した。4等より大きい視覚消光の分布は,WPGCLのシルエットに明らかに対応することを見出した。WPGCLは,GC領域ではなく,最大で数kpc内に配置されなければならない。これは銀河円盤の巨大HII領域である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 中心 ,  平面 ,  *銀河 ,  活動銀河 ,  LF【周波数】 ,  再結合 ,  消光 ,  *銀河円盤 ,  H2領域 ,  銀河中心 ,  銀河面 ,  スターバースト銀河 ,  *天体
準シソーラス用語： 恒星バースト銀河 ,  低周波

分類 (1件)： 星雲  (DB06000W)