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J-GLOBAL ID:202002255929671882   整理番号:20A0760812

有明海福岡県地先で放流されたガザミ種苗の成長,移動,放流効果

著者 (7件):
資料名:
号: 30  ページ: 1-12  発行年: 2020年03月 
JST資料番号: L0161C  ISSN: 0919-2468  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ガザミPortunus trituberculatusは重要な漁業対象種であり,有明海では1970年代より種苗放流が行われているが,放流効果や効果的な種苗放流時期等についていまだ不明な点が多い。そこで,有明海に面する4県(福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,以下有明4県)が連携し,放流された種苗の成長や移動,放流効果を明らかにすることを目的として,マイクロサテライト(以下MS-)DNA標識を用いた放流後の追跡調査を行った結果,福岡県地先において,2015年および2016年の6~8月に全甲幅長約10mm(C3サイズ)で放流された種苗は,約3ヶ月で全甲幅長150mmに成長し,放流当年に最大191mm,翌年に最大245mmで再捕された。また,放流当年には主に放流場所沖合の湾奥部で再捕され,翌年には,同海域の他,南下して,湾央部や湾口部,さらに橘湾でも再捕された。放流効果については,最大で4.17%の回収率を示した。放流時期では6,7月放流群の回収率が高く,早期放流が効果的である可能性が示唆された。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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魚類以外の水産動物  ,  増養殖の技術 
引用文献 (24件):
  • 小河淳一,大津 渡,入江 章,曽根元徳,相島昇,冨重信一.ガザミ種苗放流技術の開発について- I. 福岡県有明水産試験場研究業務報告 1980;111-117.
  • ガザミ種苗生産研究会.水産叢書32 ガザミ種苗の量産技術.社団法人日本水産資源保護協会,東京.1983;7-8.
  • 平成29年度栽培漁業・海面養殖用種苗の生産・入手・放流実績(全国)~総括編・動向編~.国立研究開発法人水産研究・教育機構,横浜.2019;8-9.
  • 岩井 保・林 勇.基礎水産動物学 恒星社恒生閣,東京,1990;266.
  • 有山啓之.水槽で飼育したガザミの脱皮と成長.日本水産学会誌 1992;58(10):1799-1805.
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