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J-GLOBAL ID：202002256412466483   整理番号：20A2137378

環境サンプル中のヘムBの定量と炭素および窒素同位体測定【JST・京大機械翻訳】

Quantification and Carbon and Nitrogen Isotopic Measurements of Heme B in Environmental Samples

著者 (4件)： Isaji Yuta (Biogeochemistry Research Center, Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology (JAMSTEC), Japan) ,  Ogawa Nanako O. (Biogeochemistry Research Center, Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology (JAMSTEC), Japan) ,  Takano Yoshinori (Biogeochemistry Research Center, Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology (JAMSTEC), Japan) ,  Ohkouchi Naohiko (Biogeochemistry Research Center, Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology (JAMSTEC), Japan)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 92  号： 16  ページ： 11213-11222  発行年： 2020年 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヘムBはヘム蛋白質の補因子として作用する鉄配位テトラピロール分子である。b型ヘモ蛋白質が様々な必須生化学反応を触媒するので,環境中に遍在することが期待される。本研究では,フォトダイオードアレイ検出器に結合した高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いて,生物学的および環境試料中のヘムBを定量する分析法を開発した。本法の適用性は,液体クロマトグラフィー/質量分析(LC/MS;検出限界:1fmol)の使用によりさらに拡張され,ろ過海水中の微量の溶存ヘムBの定量と豊富な妨害有機マトリックスと共存する堆積ヘムBの定量を可能にした。化合物特異的炭素および窒素同位体測定に対し,ヘムBを,アニオン交換カラムクロマトグラフィー,メチルエステル化および二重段階HPLCの組み合わせによって,生物学的および環境試料から単離し,精製した。光合成生物におけるヘムBの炭素と窒素同位体組成はクロロフィルaのそれらとほぼ同等であったが,沿岸水と潮間帯堆積物における懸濁粒状物質中のヘムBはクロロフィルaに比べて13C枯渇と15N富化であり,非光合成微生物が自然環境におけるヘムBの重要な起源であることを示唆した。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 懸濁液 ,  微生物 ,  *炭素 ,  自然環境 ,  カラムクロマトグラフィー ,  クロロフィルa ,  光合成 ,  *窒素同位体 ,  検出限界 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  LC-MS分析 ,  陰イオン交換 ,  フォトダイオードアレイ検出器 ,  補因子 ,  *環境試料

分類 (2件)： 同位体存在比,質量スペクトル  (BH02030R) ,  質量分析  (CC03013N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 環境サンプル ,  ヘム ,  定量 ,  炭素 ,  窒素同位体