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J-GLOBAL ID:202002256810156297   整理番号:20A1606203

凍害抑制剤を用いた高炉セメント硬化体の硬化促進剤による初期強度改善

IMPROVEMENT OF INITIAL STRENGTH OF BLAST FURNACE SLAG CEMENT PASTE USING FROST DAMAGE INHIBITOR BY ACCELERATOR
著者 (2件):
資料名:
巻: 73  号:ページ: 103-110(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U1105A  ISSN: 2187-3313  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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セメント製造時のCO2排出量削減のため高炉セメントの利用が推進されているが,寒冷地において初期強度の低下やスケーリング劣化が懸念される。硬化促進剤や凍害抑制剤を混和することにより対策可能であるが,それらの併用によって初期強度発現が抑制されないか検討がなされていない。また,硬化促進剤及び凍害抑制剤が高炉スラグの反応に及ぼす影響は明らかでない。そこで本研究では,硬化促進剤や凍害抑制剤を混和させたセメント硬化体に対して強度試験や相組成分析を行い,高炉セメント硬化体の強度発現メカニズムを解明した。その結果,硬化促進剤によりC3S,C3A反応率が上昇し,凍害抑制剤はその反応を阻害しないことを明らかにした。(著者抄録)
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分類 (1件):
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モルタル,コンクリート 
引用文献 (13件):
  • 1) 井上浩隆ほか:世界のセメント需要とその生産に伴うCO2排出量の推計、Environ Sanit. Eng. Res.、Vol.24、No.3、pp.51-54(2010)
  • 2) 鐵鋼スラグ協会:温暖化対策と高炉セメント、http://www.slg.jp/activity/ondanka.html
  • 3) 庄谷征美、月永洋一:東北地方のコンクリート構造物の凍害について、コンクリート工学、Vol.42、No.12、pp.3-8(2004)
  • 4) 子田康弘、岩城一郎:融雪剤によるコンクリートのスケーリング劣化評価に関する一検討、セメント・コンクリート論文集、No.60、pp.367-373(2006)
  • 5) 橋本学ほか:無機塩および有機酸塩系添加剤による高炉セメントを用いたコンクリートの強度特性および遮塩性に関する実験的検討、コンクリート工学年次論文集、Vol.40、pp.207-212(2018)
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