抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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最近開発した直接オンターゲットマイクロ液滴成長アッセイ(DOT-MGA)は,マトリックス支援レーザ脱離イオン化飛行時間質量分析(MALDI-TOF MS)を用いて,迅速な普遍的な抗菌感受性試験(AST)を可能にする。ここでは,敗血症診断の加速のための陽性血液培養(BC)に対するこの方法の直接適用を検討した。メロペネム非感受性およびメロペネム感受性Enterobacterales分離株をスパイクした血液サンプルをBactec Plus好気性/Fボトルに接種し,Bactec自動システムでインキュベートした。陽性BCブロスを,4つの異なる方法,濾過/希釈,溶解/遠心分離,および微分遠心分離を用いて処理した。両希釈法に対して,ASTは,カチオン調整Mueller-Hintonブロス(CA-MHB)中の陽性BCブロスの1:10,1:1000および1:10,000希釈から実施した。両遠心分離法に対して,0.5McFarland標準濁度懸濁液を細菌ペレットから調製し,CA-MHBで5×105CFU/mlの最終接種物に調整した。ブレークポイント濃度におけるメロペネムの有無の6マイクロリットルミクロ液滴をMALDI-TOF MS標的に3回でスポットし,続いて3または4時間の湿度チャンバー中でのインキュベーションとその後のブロス除去を行った。スペクトルはMALDI Biotyperソフトウェアにより評価した。抗生物質のない成長制御が≧1.7の識別スコアを達成するならば,試験は有効であると考えられた。メロペネムのサンプルでは,成功した同定(スコア,≧1.7)が非感受性結果として解釈され,一方,失敗した同定(スコア,<1.7)は感受性であった。最良の試験性能は4時間のインキュベーション後に溶解/遠心分離法により達成された。この時点で,96.3%の有効性,91.7%の感度,および100%の特異性が達成された。本研究は,陽性BCからの迅速DOT-MGAの実現可能性と精度を実証した。感受性決定と平行して,この方法は同時種同定を提供する。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】