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J-GLOBAL ID：202002257444255257   整理番号：20A0410497

点群データと完成平面図の重畳手法に関する一考察

著者 (5件)： 梅原喜政 (関西大 先端科学技術推進機構) ,  中村健二 (大阪経済大 情報社会) ,  塚田義典 (摂南大 経営) ,  田中成典 (関西大 総合情報) ,  中畑光貴 (関西大 大学院総合情報学研究科)
資料名： 関西大学先端科学技術シンポジウム講演集  (関西大学先端科学シンポジウム講演集)
巻： 24th  ページ： 84-87  発行年： 2020年01月23日 
JST資料番号： L3214A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,レーザ計測技術の発展に伴って,道路地物の3次元形状を点群データとして計測する手段が多様化しており,その利活用に期待が集まっている。しかし,点群データは道路地物に関する属性情報が付与されておらず,地物毎の用途に即した効率的な運用が難しい。そのため,点群データから道路地物を抽出する技術が注目されている。既存研究では,完成平面図に記載された外形線情報を参照することで,点群データを道路地物毎に分割する手法が提案されている。しかし,点群データと完成平面図では精度が異なるため,位置ズレが生じ,適切に地物を抽出できない課題がある。そこで,本研究では,これらの位置ズレを補正する重畳手法を検討することで,道路地物の抽出手法の高精度化を目指す。(著者抄録)

シソーラス用語： *道路空間 ,  *測定データ ,  *畳込み ,  地物 ,  平面図 ,  三次元測定 ,  計測システム ,  トラジェクトリー ,  データ読取 ,  位置決め ,  誤り訂正 ,  実証実験 ,  光学的測定
準シソーラス用語： MMS ,  レーザ計測 ,  位置補正 ,  *点群データ

分類 (2件)： 長さ,面積,断面,体積,容積,角度の計測法・機器  (AD05020O) ,  道路付属施設  (RC08040T)

引用文献 (5件)：

• 国土交通省, i-Construction, <http://www.mlit.go.jp/tec/i-construction/index.html>, (入手 2019.6.17).
• 国土交通省, 道路工事完成図書等作成要領 (第2版), <http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/tnn/tnn0493pdf/ks0493.pdf>, (入手 2019.6.17).
• 中村健二, 寺口敏生, 梅原喜政, 田中成典, 完成平面図に基づいた点群データの地物抽出技術に関する研究, 土木学会論文集 F3 (土木情報学), 土木学会, 73(2), 424-432 (2017).
• W. Zhang, J. Qi, P. Wan, H. Wang, D. Xie, X. Wang, G. Yan, An Easy-to-Use Airborne LiDAR Data Filtering Method Based on Cloth Simulation, Remote Sensing, MDPI, .8(6), 501-509 (2016).
• R. Szymon, L. Marc, Efficient Variants of the ICP Algorithm, Proceedings Third International Conference on 3D Digital Imaging and Modeling, IEEE, 145-152 (2001).

タイトルに関連する用語 (4件)： 点群データ ,  平面図 ,  重畳 ,  手法