文献
J-GLOBAL ID:202002257498634022   整理番号:20A0418609

食と農をめぐるリスクコミュニケーションの複雑さ -大学院開講科目「食のリスクコミュニケーション論」とは何か-

Complexity of Risk Communication Concerning Food and Agriculture Issues “Food Risk Communication” as a Graduate School Course
著者 (3件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 380-386(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: F0587A  ISSN: 0570-4480  CODEN: ANKOBG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
「食」と「農」を単独に取り上げるのではなく結びつけた時,「食と農」のリスク問題はどのように見えるだろうか.そのリスクコミュニケーションのあり方はどのようになるだろうか.複雑さや不確実さが顕わになるだろう.では,コミュニケーションの場を企画し遂行するにはどのような素養が必要なのだろうか.その学びとして大学院開講科目を立ち上げるなら,どのような内容であればその素養は涵養されるだろうか.我々は,10 年近く一般市民と専門家との対話,マルチステークホルダー対話等を通じてリスク問題をめぐるコミュニケーションを実践し,その知見と様々な関係者の協力を得て,食をもたらす基盤としての農も含意させた「食のリスクコミュニケーション論」を2018 年に開講した.本稿は北海道大学大学院農学研究院でのカリキュラム化の試みの紹介である.(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品一般  ,  農業一般 
引用文献 (12件):
  • 1) https://irgc.org/wp-content/uploads/2012/04/IRGC_ WP_No_1_Risk_Governance__reprinted_version_3.pdfRisk Governance: Towards an Integrative Approach (IRGC 2005)
  • 2) 吉澤剛,中島貴子,本堂毅,科学の不定性と社会的意 思決定,科学,82(7),pp.788-795(2012)
  • 3) リスコミ職能教育プロジェクト(企画)科学コミュニ ケーション研究所(制作),食と農のリスクコミュニケーションハンドブック,pp.74-75(2017,2019 改定)https://lab.agr.hokudai.ac.jp/voedtonfrc/handbook/
  • 4) 中島貴子,食品の安全をめぐるディスコミュニケーショ ン,社会技術研究論文集,2 巻,pp.321-330(2004) 10.3392/sociotechnica.2.321
  • 5) 木下冨雄,リスクコミュニケーションの思想と技術, pp.23-64, pp.199-216, ナカニシヤ出版(2016)
もっと見る

前のページに戻る