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J-GLOBAL ID:202002257561940080   整理番号:20A0477662

ヒト筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の血液バイオマーカーとしての循環細胞外小胞におけるアクチンネットワーク蛋白質,タリン-1およびフィラミン-Aの同定【JST・京大機械翻訳】

Identification of actin network proteins, talin-1 and filamin-A, in circulating extracellular vesicles as blood biomarkers for human myalgic encephalomyelitis/chronic fatigue syndrome
著者 (15件):
資料名:
巻: 84  ページ: 106-114  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1766A  ISSN: 0889-1591  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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筋性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)は,疼痛,抑うつ,および神経認知悪化を含む広範囲の症状を伴う重篤な衰弱性疾患である。世界中の17百万人以上の人々はME/CFSを有し,主に30~50年にピークがある女性である。広範囲の症状と不明な病因を考えると,ME/CFSの診断と層別化のための特異的バイオマーカーは不足している。ここでは,循環細胞外小胞(EVs)におけるアクチンネットワーク蛋白質がME/CFSに対する特異的非侵襲性バイオマーカーを提供することを示した。循環EVsは,C反応性蛋白質と相関するME/CFS患者および生物学的抗酸化能において有意に増加することを見出した。循環EVsに対する受信者動作特性曲線下面積は0.80であり,ME/CFS症例の90~94%において正しい診断を可能にした。ME/CFSからの循環EVsを用いた2つの独立したプロテオーム解析から,健常対照者,特発性慢性疲労,および欝病,ME/CFS患者から同定された蛋白質は,焦点接着,アクチン骨格調節,PI3K-Aktシグナル伝達経路,およびEpstein-Barrウイルス感染に関与している。特に,タリン-1,フィラミン-A及び14-3ファミリー蛋白質は最も豊富な蛋白質であり,高度に特異的なME/CFSバイオマーカーを示した。結果は,ME/CFSを診断するための新しいバイオマーカーとして循環EV数とEV特異的蛋白質を同定し,ME/CFSの病原性機構に関する重要な情報を提供した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  循環系の疾患  ,  骨格系  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  免疫反応一般 
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