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J-GLOBAL ID:202002257654078864   整理番号:20A1853805

海岸の藻場を修復するためのスラグ堆肥肥料からの鉄の溶出機構-溶出プロセス中の肥料に由来する製鋼スラグとフミン酸の特性変化

Mechanism of the Elution of Iron from a Slag-Compost Fertilizer for Restoring Seaweed Beds in Coastal Areas-Characteristic Changes of Steelmaking Slag and Humic Acids Derived from the Fertilizer during the Elution Process
著者 (5件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 545-551(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: G0673B  ISSN: 0910-6340  CODEN: ANSCEN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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スラグ-堆肥肥料に由来する製鋼スラグ及びフミン酸(HAs)の特性変化とFeの溶出との関係を,北海道増毛町と長崎県対馬市のタンク試験で評価した。試験中に,溶離液中の鉄,窒素およびリン酸塩の分析,製鋼スラグ表面の化学状態の変化,及び分離HAのマクロ構造の特徴を調べた。タンク内のFe濃度の時間変化は以前の研究で収集したデータと一致した。57Feメスバウアー分光法による表面の分析は,肥料中のFe2+濃度が減少し,Fe3+の比率が増加し,Fe2+がスラグ表面から優先的に溶出することを示した。製鋼スラグを堆肥と混合したとき,HAの収率は試験中に有意に減少した。UV-vis吸光度の変化は,脱芳香族化が起こったことを示した。これらの結果は,これらの実験条件下で存在する微生物が製鋼スラグと堆肥の混合によって活性化され,Feの連続溶出に密接に関連していることを示す。試験後の肥料中の残留Feを,海水と抽出可能なFeのレベルを分析することによって調査した。抽出可能なFe濃度の傾向は57Feメスバウアー分光法とUV-visスペクトルによって得られた結果と一致した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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無機物質中の元素の物理分析  ,  植物に対する影響  ,  その他の分子スペクトル 
引用文献 (28件):

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