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J-GLOBAL ID:202002257693142854   整理番号:20A1521320

食用二条大麦「もち絹香」の窒素施肥方法の最適化

Establishing Appropriate Nitrogen Application for Great Yield and High Quality of a Two-Rowed Barley ‘Mochikinuka’
著者 (7件):
資料名:
号: 81  ページ: 23-36  発行年: 2020年03月01日 
JST資料番号: Y0412A  ISSN: 0388-9270  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2017年に品種登録出願された食用二条大麦「もち絹香」は,炊飯麦の褐変を抑えるプロアントシアニジンフリー(ant28-494)と,麦臭を抑えるリポキシゲナーゼ-1欠失(loxl-2005)を兼ね備えた先駆的なアミロースフリー(wax-b)のもち性品種であり,今後の普及拡大が見込まれている.そこで,「もち絹香」の高品質多収のための窒素施肥方法を確立するため,施肥体系や追肥時期・量が収量性および品質に及ぼす効果を試験した.その結果,「もち絹香」は,基肥窒素の増肥によって穂数増加に依存して収量が80~100kg/aまで直線的に増加し,多肥栽培に適していると考えられた.また,分施体系は,基肥施肥のみよりも増収効果が高く,生育量が少ない場合,茎立期30日前または茎立期30日前と茎立期の両方に追肥することにより,生育および収量を大幅に改善できることが明らかになった.茎立期30日前追肥の場合で窒素0.1kg/a当たり4.0~4.7kg/aの直線的な増収効果が収量80kg/aまで認められた.さらに,追肥の可否を茎立期30日前のNDVI値×SPAD値により診断できる可能性が示唆された.窒素増肥による精麦品質への影響は総じて少なかった.(著者抄録)
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分類 (2件):
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麦  ,  施肥法・肥効 
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