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J-GLOBAL ID：202002257720003835   整理番号：20A2055089

中性子回折法による中Mn鋼の変形挙動解析

Deformation Behavior of Medium Manganese Steels by Neutron Diffraction

著者 (4件)： 諸岡聡 (JAEA) ,  山下享介 (JAEA) ,  ステファヌス ハルヨ (JAEA) ,  土山聡宏 (九大)
資料名： 材料とプロセス(CD-ROM)  (Current Advances in Materials and Processes (CD-ROM))
巻： 33  号： 2  ページ： ROMBUNNO.D45  発行年： 2020年09月01日 
JST資料番号： X0994B  ISSN： 1882-8922  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・中性子回折法によるその場測定を用いて,0.1C-5.0Mn鋼の変形挙動を調査し,構成相間の微視的な力学挙動と未変態オーステナイトの体積率変化等の関係を検討。
・中Mn鋼をγ域溶体化後水冷-サブゼロ処理(FQ),518Kに急冷(IQ)後,二相域加熱後水冷し,引張試験中の中性子回折による結晶格子歪測定を実施。
・応力歪曲線で高強度低伸びのIQ鋼,低強度高伸びのFQ鋼の特性を,中性子回折による未変態γ体積率と格子定数から算出した炭素含有量の違いで説明。
・FQ鋼変形過程での未変態γ結晶粒の方位別粒歪と相対積分強度を用い,弾性変形での結晶回転を伴わない変形,降伏後の結晶方位別の加工誘起変態の進行を解説。

シソーラス用語： *中性子回折 ,  *TRIP鋼 ,  マンガン含有合金 ,  *引張変形 ,  体積率 ,  溶体化処理 ,  サブゼロ処理 ,  格子歪 ,  格子定数 ,  弾性変形 ,  結晶方位 ,  加工誘起変態 ,  連続計測 ,  残留オーステナイト ,  マルテンサイト変態 ,  その場観察

分類 (1件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N)

引用文献 (8件)：

• P.J. Gibbs, E. De Moor, M.J. Merwin, B. Clausen, J.G. Speer, D.K. Matlock: Metall. Mater. Trans. A,42(2011), 3691.
• T. Tsuchiyama, T. Inoue, J. Tobata, D. Akama, S. Takaki: Scripta Mater., 122(2016), 36.
• S. Harjo, K. Aizawa, T. Ito, H. Arima, J. Abe, A. Moriai, K. Sakasai, T. Nakamura, T. Iwahashi, T. Kamiyama: Mater. Sci. Forum, 652(2010), 99.
• M.R. Daymond, H.G. Priesmeyer: Acta Mater., 50(2002), 1613.
• S. Trii, Y. Tomota, T. Suzuki, J.H. Park, K. Oikawa, T. Kamiyama: J. Soc. Mech. Eng. A, 68(2002), 52 (in Japanese).

タイトルに関連する用語 (3件)： 中性子回折 ,  Mn ,  挙動解析