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J-GLOBAL ID：202002258055557194   整理番号：20A1619133

中部日本,亜高山帯森林における粗木質破片の豊度における標高変化【JST・京大機械翻訳】

Elevational variation in abundance of coarse woody debris in subalpine forests, central Japan

著者 (3件)： Takeda Soichiro (Graduate School of Science and Technology, Shinshu University, Asahi 3-1-1, Matsumoto 390-8621, Japan) ,  Takahashi Koichi (Department of Biology, Faculty of Science, Shinshu University, Matsumoto 390-8621, Japan) ,  Takahashi Koichi (Institute of Mountain Science, Shinshu University, Asahi 3-1-1, Matsumoto 390-8621, Japan)
資料名： Forest Ecology and Management  (Forest Ecology and Management)
巻： 473  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： A0676A  ISSN： 0378-1127  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年,デッドウッドの粗い木質デブリ(CWD)は地球温暖化問題のための長期炭素プールとして注目されている。気温や降水などの環境因子は標高と共に大きく変化する。したがって,CWDによる炭素貯蔵は標高とともに変化することが期待される。しかし,標高に沿ったCWDの豊度を調べた研究はほとんどない。したがって,著者らは,中央日本,亜高山針葉樹林における標高勾配(1600~2800m以上)に沿った生きている樹木のCWD,地上バイオマス(AGB)および地上ネット一次生産(ANPP)の豊度および減衰クラスを調査した。AGB,ANPPおよびCWDは,標高の増加とともに減少した。2800mのAGBは1600mのa.s.l.の約10%であった。一方,2800mのCWDは1600mのa.s.l.のわずか2.2%であった。このように,AGBに対するCWDの比率はより高い標高で低かった。小さなCWDの相対頻度は,標高とともに増加した。さらに,より小さいCWDは減衰する傾向があった。より高い標高におけるAGBに対するCWD質量の低い比率は,小さなCWDが,その表面積対体積比の高い比率のため,高い分解速度によって急速に消失するので,おそらくより小さいCWDによって引き起こされた。したがって,本研究は,炭素貯蔵のためのAGBに対するCWDの重要性が亜高山森林における標高とともに減少することを示唆する。気候変動は,標高勾配に沿ったANPPと分解速度を変えることによって,CWDとAGBの間のバランスを変える可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 気温 ,  降水 ,  *リグニン ,  炭素 ,  気候変動 ,  在庫量 ,  針葉樹林 ,  地球温暖化 ,  二酸化炭素貯留
準シソーラス用語： 一次生産 ,  環境因子 ,  *標高 ,  *亜高山帯 ,  地上バイオマス ,  炭素プール , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 炭素ストック ,  粗木質破片 ,  死木 ,  崩壊 ,  標高勾配 ,  正味の一次生産

分類 (3件)： 森林生物学一般  (FF02010T) ,  植物生態学  (EE02000E) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： 中部日本 ,  亜高山帯 ,  森林 ,  木質 ,  破片 ,  豊度 ,  標高