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J-GLOBAL ID：202002258275022489   整理番号：20A1567298

歩道境界空間デザインを考慮した VR 歩行空間評価

WALKABILITY EVALUATION WITH VIRTUAL REALITY FOR STREET EDGE SPACE DESIGN

著者 (2件)： 守田賢司 (名城大学大学院 理工学研究科社会基盤デザイン工学専攻) ,  中村一樹 (名城大学 理工学部社会基盤デザイン工学科)
資料名： 土木学会論文集 D3(土木計画学)(Web)  (土木計画学研究・論文集(Web))
巻： 75  号： 6  ページ： I_137-I_143(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0202A  ISSN： 2185-6540  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 歩行空間には,通行や車両利用に関する利便・安全,路上の滞留活動に関する快適・楽しさなど様々な歩行ニーズに関する機能があり,これらは歩道の車道や建物との境界空間で多く見られる.しかし,歩行空間整備は個別の機能に注目し,ある機能のデザイン要素の整備が他の機能に有効かは十分に検討されているとは言い難い.そこで,本研究では,国際的に多様な歩行空間をVRで評価し,歩道の境界空間デザインが歩行空間評価に与える影響を分析する.まず,国内外のケーススタディ地区におけるデザインの違いを把握する.そして,VRツールを用いてこれらの歩行ニーズの評価の実験調査を行い,デザインとの関係を分析する.この結果,境界空間デザインは複数の歩行ニーズに大きく関係し,建物側と車道側でそれらの関係が異なることが明らかになった.(著者抄録)

シソーラス用語： 都市空間 ,  歩行者交通 ,  歩道 ,  境界 ,  *空間 ,  *設計 ,  比較 ,  画像 ,  バーチャルリアリティ ,  実験 ,  分析 ,  行動 ,  快適性
準シソーラス用語： *歩行空間 ,  建物 ,  国際比較 ,  *VR画像 ,  評価実験 ,  空間デザイン ,  要素 ,  アクティビティアナリシス ,  主観的評価 ,  疑似体験

著者キーワード (5件)： street edge ,  in-between space ,  walkability ,  VR ,  international comparison

分類 (5件)： 建築設計,建築家,建築史  (RB04000W) ,  交通調査  (TB01031B) ,  道路計画・調査,道路の構造  (RC08020X) ,  商業建築,事務所建築  (RB05030K) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (10件)：

• 1) Speck, J.: Walkable City, North Point Press, New York, 2012.
• 2) Gehl, J. and Svarre, B.: How to Study Public Life, pp. 70, 100, 2013.
• 3) Ewing, R. and Bartholomew, K.: Pedestrian- and Transitoriented Design, Urban Land Institute, pp. 10-54, 2013.
• 4) 藤本和夫,嘉名光市,赤崎弘平:公共空間を利用したオープンカフェの利用実態と住民意識に関する研究-広島市京橋河川岸のケーススタディ-,日本都市計画学会都市計画論文集,No. 43-3, pp. 619-624, 2008.
• 5) 有馬隆文,大木健人,出口敦,坂井猛:商業地街路における行動誘発要素と歩行者のアクティビティに関する基礎的研究-五感を刺激する商業地デザインと来訪者のアクティビティ(その1)-,日本建築学会計画系論文集,No. 623, pp. 177-182, 2008.

タイトルに関連する用語 (6件)： 歩道 ,  境界 ,  空間デザイン ,  VR ,  歩行空間 ,  評価