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J-GLOBAL ID：202002258600607472   整理番号：20A1561666

富栄養湖の沿岸帯の底生環境に及ぼす緊急大型水生植物の回復の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of restoration of emergent macrophytes on the benthic environment of the littoral zone of a eutrophic lake

著者 (6件)： Fujibayashi Megumu (Faculty of Bioresource Sciences, Akita Prefectural University, Kaidobata-Nishi 241-438, Shimoshinjo Nakano, Akita City, Akita Prefecture 010-0195, Japan) ,  Fujibayashi Megumu (Faculty of Engineering, Kyushu University, W3-917, Motooka 744, Nishiku Fukuoka City, Fukuoka Prefecture 819-0395, Japan) ,  Takakai Fumiaki (Faculty of Bioresource Sciences, Akita Prefectural University, Kaidobata-Nishi 241-438, Shimoshinjo Nakano, Akita City, Akita Prefecture 010-0195, Japan) ,  Masuda Shuhei (Department of Civil Engineering and Architecture, National Institute of Technology, Akita College, Bunkyocho 1-1, Iijima, Akita Prefecture 011-0923, Japan) ,  Okano Kunihiro (Faculty of Bioresource Sciences, Akita Prefectural University, Kaidobata-Nishi 241-438, Shimoshinjo Nakano, Akita City, Akita Prefecture 010-0195, Japan) ,  Miyata Naoyuki (Faculty of Bioresource Sciences, Akita Prefectural University, Kaidobata-Nishi 241-438, Shimoshinjo Nakano, Akita City, Akita Prefecture 010-0195, Japan)
資料名： Ecological Engineering  (Ecological Engineering)
巻： 155  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： W0674A  ISSN： 0925-8574  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 富栄養湖では,大型植物が過剰栄養素の取込と微生物活性,特に窒素(硝化と脱窒による)の刺激により水質を改善できる。しかし,大型植物のいくつかの悪影響は,堆積有機炭素の蓄積,溶存酸素濃度の減少,および温室効果ガス排出の増加を含む懸念がある。従って,沿岸帯における大型植物の修復は,周囲の環境に対する大型植物の全体的な影響を考慮するべきである。ここでは,水質,堆積有機炭素特性,および温室効果ガス放出に及ぼす緊急大型植物の影響を,富栄養湖(日本,Lake Hachiro)で調査した。野外調査は,2017年7月と11月において,9つの緊急大型水生植物帯の内側と外側の両方で実施した。結果は,調査した期間にわたって,酸素濃度,堆積有機炭素蓄積,または脂肪酸バイオマーカープロファイルにおける有意差がないことを示した。これは,緊急の大型植物が,Hachiro湖の底生環境に対して有害な影響を持たないことを示した。さらに,圃場室実験に基づく人工的に回復したZizania latifolia群落において,硝酸塩濃度の有意な減少を確認した。これは,植生被覆を有する地域内のN_2Oガス(脱窒と硝化プロセスの副産物)の排出増加の付随的観察によって証明されたように,微生物活性の増加と関連しているようであった。ここで観測されたN_2Oガス排出は,廃水処理施設(例えば,人工湿地)で以前報告されたものよりかなり低かった。本研究は,大型植物の回復が,この富栄養化湖における底生環境に対してマイナスの影響を持たないことを示した。底生条件の劣化の欠如の根底にある機構の解明は,大型植物被の将来の回復が,対応する有害な影響なしに富栄養湖の沿岸帯で行われることを確実にするのを助けるであろう。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 水質 ,  硝酸塩 ,  栄養素 ,  富栄養化 ,  *沿岸帯 ,  *富栄養湖 ,  硝化 ,  脱窒 ,  有機炭素 ,  *水生植物 ,  群落 ,  温室効果ガス ,  人工湿地
準シソーラス用語： 大型植物 ,  *湖 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 脱窒 ,  富栄養化 ,  脂肪酸 ,  温室効果ガス ,  八郎湖 ,  堆積有機物

分類 (3件)： 下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H) ,  河川汚濁  (SB02020F) ,  植物生態学  (EE02000E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 富栄養湖 ,  沿岸 ,  環境 ,  大型 ,  水生植物 ,  回復