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J-GLOBAL ID：202002258606143702   整理番号：20A1192461

キャピラリプローブとナノ体積液体を活用した走査型プローブエレクトロスプレーイオン化法の開発

Development of Scanning Probe Electrospray Ionization Utilizing Capillary Probe and Nano-Volume Liquid

著者 (1件)： 大塚洋一 (大阪大学大学院理学研究科化学専攻)
資料名： Journal of the Mass Spectrometry Society of Japan  (Journal of the Mass Spectrometry Society of Japan)
巻： 68  号： 1  ページ： 2-7(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： G0046A  ISSN： 1340-8097  CODEN： JMSJEY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・大気圧環境下でのエレクトロスプレーイオン化質量分析による生体成分の研究に関するこれまでの研究成果概要を紹介。
・プローブを振動させて帯電したナノ体積溶媒を試料に付与し,高効率にイオン化できるタッピングモード走査型プローブエレクトロスプレーイオン化の原理を解説。
・同法を用いた生体組織可視化の研究事例として,膵臓癌組織の質量分析イメージングの結果,および得られた知見を紹介。
・プローブ走査の安定化による定量性向上や,質量分析と他の情報を同時計測するシステム高度化に向けた技術について,イオン化過程可視化の検討などの事例を交えて紹介。

シソーラス用語： *エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  *質量分析 ,  画像処理 ,  生体組織 ,  *プローブ ,  溶媒効果 ,  イオン ,  規模 ,  *エレクトロスプレイイオン化 ,  質量分析計 ,  フィードバック制御
準シソーラス用語： ナノスケール ,  液体ブリッジ ,  質量分析イメージング ,  *大気圧イオン化質量分析 ,  分子イオン

著者キーワード (12件)： Mass spectrometry imaging ,  Ambient sampling and ionization ,  Feedback control ,  Tissue imaging ,  Liquid bridge ,  Electrospray ionization ,  Mass spectrometry imaging ,  Ambient sampling and ionization ,  Feedback control ,  Tissue imaging ,  Liquid bridge ,  Electrospray ionization

分類 (2件)： 質量分析  (CC03013N) ,  質量分析計  (BD02060M)

引用文献 (23件)：

• 1) A. Bray, H. Johnson, L. Raff, and R. Walter, “Essential Cell Biology,” 4th Edition (2009).
• 2) 白木賢太郎,“相分離生物学”,東京化学同人,東京 (2019).
• 3) J. B. Fenn, M. Mann, C. K. Meng, S. F. Wong, and C. M. Whitehouse, Science, 246, 64 (1989).
• 4) P. Kebarle and L. Tang, Anal. Chem., 65, 972A (1993).
• 5) 平岡賢三,“質量分析の源流”,国際文献社,東京(2011).

タイトルに関連する用語 (6件)： 体積 ,  活用 ,  走査型 ,  プローブ ,  エレクトロスプレーイオン化法 ,  開発