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J-GLOBAL ID：202002258729172547   整理番号：20A2571033

中性ホウ酸塩水溶液環境における炭素鋼の自己不働態化機構の検討

著者 (1件)： 深谷祐一 (東京電力ホールディングス 経営技術戦略研)
資料名： 材料と環境討論会講演集
巻： 67th  ページ： 207-210  発行年： 2020年10月15日 
JST資料番号： L4445A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・これまでに十分な理解がなされてこなかったホウ酸塩緩衝液による鉄の不動態化機構について調査。
・ASME SA-516Grade70相当の炭素鋼を供試材とし,五ホウ酸ナトリウム水溶液と比較のための重炭酸ナトリウム水溶液を用いたアノード分極曲線測定を実施。
・中性のホウ酸塩水溶液中に自然浸漬された炭素鋼表面には浸漬直後から不動態膜が形成することを見出したが,ピーク電流密度と溶存酸素の拡散限界電流密度の関係に矛盾する濃度があることも判明。

シソーラス用語： *炭素鋼 ,  *不動態化 ,  ホウ酸塩 ,  水溶液 ,  電流密度 ,  溶存酸素 ,  不動態皮膜 ,  濃度

分類 (1件)： 電極過程  (CB07040U)

引用文献 (3件)：

• 腐食防食協会編:′′材料環境学入門,′′ 丸善,pp.265-270(1993).
• 深谷祐一,明石正恒: 材料と環境,56,521(2007).
• Y. Fukaya, Y. Watanabe: J. Nucl. Mater., 498C, 159 (2018).

タイトルに関連する用語 (7件)： 中性 ,  ホウ酸 ,  塩水溶液 ,  環境 ,  炭素鋼 ,  自己 ,  不働態化