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J-GLOBAL ID：202002258819552279   整理番号：20A1856987

将来の社会像検討のための産業部門のエネルギー利用と電化ポテンシャル調査

A Survey on Energy Usage and Electrification Potential in Industrial Sectors toward Shaping Future Socio-economic Visions

著者 (5件)： 中野一慶 (一般財団法人電力中央研究所 社会経済研究所) ,  浜潟純大 (一般財団法人電力中央研究所 社会経済研究所) ,  永井雄宇 (一般財団法人電力中央研究所 社会経済研究所) ,  西尾健一郎 (一般財団法人電力中央研究所 社会経済研究所) ,  田頭直人 (一般財団法人電力中央研究所 社会経済研究所)
資料名： エネルギー・資源学会論文誌(Web)  (Journal of Japan Society of Energy and Resources (Web))
巻： 41  号： 3  ページ： 108-114(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U1583A  ISSN： 2433-0531  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,日本の工業部門における電化の技術的可能性の文献調査と評価を実施した。10の最大エネルギー消費部門を選択し,それらの電力消費を,電化技術が大規模に設置されていると仮定して推定した。推定は,電力消費が,主に生産プロセスにおけるヒートポンプの広範な普及により,合計で93TWh増加し,現在のボイラ利用を置き換えることを明らかにした。これは,既に実用化されているヒートポンプ技術に対してかなりの可能性があることを意味する。また,鉄と鉄鋼と化学工業を含む広範囲の産業における直接および間接電化の使用を通して,消費を646TWhまで増加させる可能性があることを実証した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 産業 ,  *電化 ,  文献調査 ,  エネルギー消費 ,  *電力消費 ,  *ヒートポンプ ,  ボイラ ,  鉄鋼 ,  化学工業
準シソーラス用語： エネルギー消費量 ,  エネルギー利用

著者キーワード (10件)： 電化 ,  間接帯電 ,  潜在的エネルギー効率 ,  産業部門 ,  多重利益 ,  電化 ,  間接帯電 ,  潜在的エネルギー効率 ,  産業部門 ,  多重利益

分類 (1件)： エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B)

引用文献 (33件)：

• 1) 西尾他; 温暖化対策・エネルギー戦略における電化の位置づけに関する文献調査, 第35回エネルギーシステム・経済・環境コンファレンス 講演論文集, (2019.01), pp.695-700.
• 2) Lechtenböhmer, S. et al.; Decarbonising the energy intensive basic materials industry through electrification - Implications for future EU electricity demand-, Energy, 115 (2016), pp.1623-1631.
• 3) Philibert, C; Renewable Energy for Industry, From green energy to green materials and fuels, IEA Insights series, (2017)
• 4) Lavelaine, H. et al.; Iron production by electrochemical reduction of its oxide for high CO₂ mitigation (IERO), Final report, European Commission, (2016).
• 5) EUROFER The European Steel Association; A steel roadmap for a low carbon Europe 2050 ,(2013), http://www.nocarbonnation.net/docs/roadmaps/2013-Steel_Roadmap.pdf (アクセス日2019.06.05)

タイトルに関連する用語 (7件)： 社会 ,  産業 ,  部門 ,  エネルギー利用 ,  電化 ,  ポテンシャル ,  調査