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J-GLOBAL ID：202002259024856614   整理番号：20A1259882

オートファジー関連膜結合におけるヒトATG8ファミリー蛋白質の曲率感受性トランス集合【JST・京大機械翻訳】

Curvature-sensitive trans-assembly of human Atg8-family proteins in autophagy-related membrane tethering

著者 (4件)： Taniguchi Saki (Institute for Protein Research, Osaka University, Suita, Osaka, Japan) ,  Toyoshima Masayuki (Institute for Protein Research, Osaka University, Suita, Osaka, Japan) ,  Takamatsu Tomoyo (Institute for Protein Research, Osaka University, Suita, Osaka, Japan) ,  Mima Joji (Institute for Protein Research, Osaka University, Suita, Osaka, Japan)
資料名： Protein Science  (Protein Science)
巻： 29  号： 6  ページ： 1387-1400  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2730A  ISSN： 0961-8368  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マクロオートファジーにおいて,オートファゴソームと呼ばれる二重膜結合オルガネラのde novo形成は,液胞やリソソームのような溶菌区画で分解される細胞質含量の関与と隔離に必須である。Atg8ファミリー蛋白質は,前駆体膜構造の膜係留と融合イベントを介したオートファゴソーム形成に関与することが知られている。それにもかかわらず,Atg8蛋白質がオートファゴソーム形成にどのように直接作用するかはまだ謎のままである。ここでは,Atg8仲介自食性膜動力学への分子洞察を更に得るため,精製Atg8蛋白質と合成リポソームを用いた化学的に定義された再構成系において,物理的に脂質膜に対するそれらの固有の能力を定量的に評価することにより,2つの代表的ヒトAtg8オーソログ,LC3BとGATA-16を検討した。LC3BとGATA-16の両方は,1:100から1:5000の範囲の蛋白質対脂質モル比で効率的な膜テザリングを誘発する能力を保持した。これらのヒトAtg8仲介膜結合反応は,LC3BとGATA-16の膜固定型間のトランス集合を必要とし,膜付着と脱離サイクルにより可逆的かつ厳密に制御できる。著しいことに,LC3B-及びGATE-16仲介膜テザリング反応の異なる膜曲率依存性を明らかにした。LC3Bは高度に湾曲した小小胞(例えば直径50nm)でより効率的にテザリングを駆動できたが,GATE-16は平坦な大小胞(例えば直径200及び400nm)に対してLC3Bよりも強力なテザーであった。著者らの知見は,in vivoにおけるオートファゴソームの生合成の必須の副反応を再現する,再構成された膜テザリングにおけるヒトAtg8ファミリー蛋白質の曲率感受性トランス集合を確立する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 付着 ,  生合成 ,  液胞 ,  脂質 ,  *タンパク質 ,  ヒト ,  溶菌 ,  リポソーム ,  膜構造 ,  リソソーム ,  前駆体 ,  テザー ,  *オートファジー
準シソーラス用語： オートファゴソーム ,  Atg8蛋白質 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： ATG8 ,  オートファゴソーム ,  オートファジー ,  ゲート-16 ,  LC3B ,  膜再構成 ,  膜結合

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (10件)： オートファジー ,  膜結合 ,  ヒト ,  Atg8 ,  ファミリー ,  蛋白質 ,  曲率 ,  感受性 ,  トランス ,  集合