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J-GLOBAL ID：202002259273155697   整理番号：20A0183142

N_2O供給による燃焼制御における非自己可燃性固体推薬のストランド試験特性

Strand test characteristics of non-self-combustible solid propellants in burning control with N₂O supply

著者 (4件)： FUKUDA Kosei (Kyushu Inst. of Technol., Fukuoka, JPN) ,  YAMAMOTO Yohji (Kitakyushu Coll., Fukuoka, JPN) ,  TACHIBANA Takeshi (Kyushu Inst. of Technol., Fukuoka, JPN) ,  TACHIBANA Takeshi (Kitakyushu Coll., Fukuoka, JPN)
資料名： Science and Technology of Energetic Materials  (Science and Technology of Energetic Materials)
巻： 80  号： 5-6  ページ： 179-182  発行年： 2019年12月31日 
JST資料番号： F0476A  ISSN： 1347-9466  CODEN： STEMCH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多様な小型衛星ミッション数の増加に対処するために,「急速な運動変化」ミッションの要求を満たすことができる新しい推進システムの開発は,宇宙プログラムにおける重要な問題である。現在使用されている電気スラスタは,固体推薬モータの本質的に高い推力に適合できない。したがって,固体推薬モータが改良されて,燃焼制御の能力を備えているならば,そのようなモータは急速な運動変化の増加する需要を満たすことができ,さらに,それらの単純性と信頼性は,それらを効果的な反応制御システムとして使用することを可能にする。小型/マイクロスラスタに使用される固体推薬に対する燃焼制御特性を提供する方法に関する研究を行った。ここでは,酸化二窒素(N_2O)のような流通する補助酸化剤と結合したオリジナルの燃料リッチ固体推薬の使用を提案した。改良鎖バーナによる実験は,N_2Oの流れが燃焼速度5~10mm s-1で使用される固体推薬の燃焼を制御でき,圧力値0.4MPaまで増加することを明らかにした。結果は,提案した概念による固体推進剤を用いた反応制御モータが,電気推進によって可能なものより高い推力を達成することができることを示唆した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *人工衛星 ,  推進システム ,  *固体推薬 ,  燃焼制御 ,  酸化二窒素 ,  燃焼試験 ,  ストランド ,  燃焼速度 ,  推力 ,  速度
準シソーラス用語： 応答速度

分類 (2件)： 各種爆薬と推薬  (YE06020W) ,  宇宙飛行体  (QK08000Y)

引用文献 (15件)：

• D. Lev, Thirty-fifth International Electric Propulsion Conference, 242, Atlanta (2017).
• G. P. Sutton and O. Biblarz, “Rocket Propulsion Elements 8 th ed.”, John Wiley & Sons (2010).
• Y. Fukutome, S. Sjiraki, K. Matsumoto, F. Inoue, and H. Tahara, Thirtieth International Electric Propulsion Conference, 229, Hyogo-Kobe (2015).
• T. Tachibana, H. Horisawa, and I. Kimura, J. Propul. Power., 11, 275-277 (1995).
• T. Tachibana and H. Ohisa, J. Propul. Power., 15, 874-879 (1999).

タイトルに関連する用語 (5件)： 燃焼制御 ,  可燃性 ,  固体推薬 ,  ストランド ,  試験