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J-GLOBAL ID：202002259432169817   整理番号：20A2116996

原子核の量子ゆらぎが支える高圧下LaH₁₀の高温超伝導

著者 (4件)： 只野央将 (物質・材料研究機構) ,  是常隆 (東北大 大学院理学研究科) ,  有田亮太郎 (東大 大学院工学系研究科) ,  有田亮太郎 (理研 創発物性科学研究セ)
資料名： 固体物理  (Solid State Physics)
巻： 55  号： 9  ページ： 425-434  発行年： 2020年09月15日 
JST資料番号： F0158B  ISSN： 0454-4544  CODEN： KOTBA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・LaH₁₀における超伝導において水素原子の量子性とフォノンの非調和性が重要な役割を果たすことを議論。
・LaH₁₀は転移温度(250K)を示す物質であるが,高圧下水素化合物の超伝導に対する理論,実験の進展は著しく,非常に短い時間で転移温度の更新可能性を示唆。
・水素の割合が高くなると水素原子の量子性は避けて通れない問題で,非調和フォノンの正確な取り扱いも必要。

シソーラス用語： *高温超伝導 ,  *量子ゆらぎ ,  高圧 ,  原子核 ,  ランタン化合物 ,  水素化物 ,  SCF法 ,  フォノン ,  第一原理計算 ,  超伝導転移温度
準シソーラス用語： *水素化ランタン ,  非調和性

分類 (1件)： 金属系超伝導体の物性  (BM04022R)

タイトルに関連する用語 (4件)： 原子核 ,  量子ゆらぎ ,  高圧 ,  高温超伝導