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J-GLOBAL ID：202002259523340002   整理番号：20A1993170

アラミド繊維を用いたFRCCト形柱梁接合部の構造性能

著者 (2件)： 淺山智 (筑波大 大学院システム情報工学研究科) ,  八十島章 (筑波大 システム情報系)
資料名： コンクリート工学年次論文集(CD-ROM)  (Proceedings of the Japan Concrete Institute (CD-ROM))
巻： 42  ページ： ROMBUNNO.2179  発行年： 2020年07月15日 
JST資料番号： Y0507B  ISSN： 2424-0281  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アラミド繊維を用いた繊維補強セメント系複合材料(AFRCC)をパネルゾーンのみに使用したト形柱梁接合部の構造性能を評価するために,接合部せん断破壊が先行するように設計した柱梁接合部試験体の構造実験を行った。実験結果より,繊維の混入によって最大荷重の上昇および損傷抑制効果が確認された。また,AFRCCの一軸引張試験を行い,引張応力とひび割れ幅の関係を把握するとともに,その関係に基づき,接合部のひび割れ幅分布から繊維の負担する接合部せん断力を算出し,繊維混入による接合部せん断補強効果を明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： アラミド繊維 ,  *繊維強化コンクリート ,  鉄筋コンクリート構造 ,  *柱梁接合部 ,  複合材料 ,  構造効果 ,  *剪断応力 ,  *応力分布 ,  亀裂幅 ,  剪断破壊 ,  曲げ荷重 ,  繰返し試験 ,  引張応力 ,  数値解析 ,  測定データ ,  予測誤差 ,  繊維長 ,  高靱性セメント複合材料
準シソーラス用語： DFRCC ,  架橋効果

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  接合部  (HD03080V)

引用文献 (3件)：

• 高橋優太ほか:パネルゾーンにFRCCを用いたト形柱梁接合部の構造性能,日本建築学会大会学術講演梗概集,Vol.38,No.2,pp.143-144,2019.9
• 日本建築学会:鉄筋コンクリート造建物の靭性保証型耐震設計指針・同解説,1999.8
• 山田大ほか:DFRCCを用いたPCa柱梁接合部のせん断性能における繊維種類の影響,コンクリート工学年次論文集,Vol.38,No.2,pp.1327-1332,2016.7

タイトルに関連する用語 (4件)： アラミド繊維 ,  FRCC ,  ト形柱梁接合部 ,  構造性能