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J-GLOBAL ID:202002259628114406   整理番号:20A2646710

α7ニコチン性アセチルコリン受容体の陽性アロステリックモジュレーターであるPNU-120596はp38 MAPKを直接阻害する【JST・京大機械翻訳】

PNU-120596, a positive allosteric modulator of α7 nicotinic acetylcholine receptor, directly inhibits p38 MAPK
著者 (8件):
資料名:
巻: 182  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0128A  ISSN: 0006-2952  CODEN: BCPCA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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PNU-120596は,α7ニコチン性アセチルコリン受容体(α7nAChR)の古典的陽性アロステリックモジュレーター(PAM)であり,関節リウマチ,炎症性腸疾患および脳虚血を含むいくつかの炎症関連疾患に対するα7nAChR活性化の効果を調べるために広く使用されている。本研究では,PNU-120596がp38マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)活性を直接阻害することを報告する。293A細胞において,いくつかの因子(酸化ストレス,浸透圧ストレス,TNF-α,またはムスカリン刺激)によるp38 MAPKリン酸化は,p38 MAPK阻害剤BIRB-796と同様にPNU-120596によって阻害された。PNU-120596によるp38 MAPKリン酸化の阻害は,α7 nAChRアンタゴニスト,メチルリカコニチン(MLA)により影響されなかった。in vitroキナーゼアッセイは,PNU-120596がp38α MAPK誘導活性化転写因子2(ATF2)リン酸化を直接阻害することを明らかにした。p38α MAPKのMKK6誘導リン酸化も,PNU-120596により阻害された。フルオロプローブSKF-86002を用いたp38α MAPKへの結合のリアルタイムモニタリングは,遅い結合剤として知られているBIRB-796と比較して,PNU-120596の非常に迅速な結合を示した。最後に,PNU-120596は,ミクログリア細胞BV-2におけるα7nAChR活性に非依存的に,p38MAPKのLPS誘導リン酸化およびTNF-α,IL-6およびCOX-2を含む炎症因子の発現を抑制することを示した。したがって,PNU-120596は,α7nAChR増強だけでなく,p38MAPKの直接阻害を介して抗炎症効果を発揮する可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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細胞膜の受容体  ,  細胞生理一般 
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