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J-GLOBAL ID：202002259720312106   整理番号：20A2707381

ビス(NHC)ニッケル(0)錯体を用いたトリフルオロメチルアレーンにおけるC(sp=η3)-F結合の開裂【JST・京大機械翻訳】

Cleavage of C(sp³)-F Bonds in Trifluoromethylarenes Using a Bis(NHC)nickel(0) Complex

著者 (4件)： Iwamoto Hiroaki (Department of Applied Chemistry, Osaka University, Osaka, Japan) ,  Imiya Hiroto (Department of Applied Chemistry, Osaka University, Osaka, Japan) ,  Ohashi Masato (Department of Chemistry, Graduate School of Science, Osaka Prefecture University, Osaka, Japan) ,  Ogoshi Sensuke (Department of Applied Chemistry, Osaka University, Osaka, Japan)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 142  号： 45  ページ： 19360-19367  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ニッケル(0)錯体へのトリフルオロメチルアレーンにおけるC-(sp3)-F結合の酸化的付加の最初の例について述べた。低い立体要求の2つのN-複素環カルベン(NHC)配位子を有するニッケル(0)錯体は,トリ-フルオロ-メチル-アレーンのC-(sp3)-F結合を開裂し,対応するtrans-ジフルオロベンジルニッケル-(II)フッ化物錯体を与えた。分離と特性化研究は,C-(sp3)-F結合の開裂がη2-アレーンニッケル(0)錯体を介して進行することを示唆した。これらのニッケル-(II)フッ化物錯体の反応性を利用して,ヒドロシランを用いたトリフルオロ-メチルアレーン類の触媒ヒドロ-脱フッ素を開発した。計算研究は,2つの比較的小さなNHC配位子によって支持された電子豊富ニッケル(0)中心がsyn-S_N2′機構を介してC-(sp3)-F結合を開裂することを示した。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *フッ化物 ,  脱フッ素 ,  キャラクタリゼーション
準シソーラス用語： 酸化的付加 ,  ヒドロシラン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： ビス ,  NHC ,  ニッケル ,  錯体 ,  開裂