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J-GLOBAL ID:202002259863230309   整理番号:20A0738248

水酸化バリウムとアルミニウムアルコキシドとの固-液界面の反応を利用した二元系酸化物BaO-Al2O3固体塩基触媒の合成

Synthesis of Solid Base Catalyst of BaO-Al2O3 Binary Oxide by Solid-liquid Interface Reaction of Hydrated Barium Hydroxide with Aluminum Alkoxide
著者 (4件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 20-27(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U1441A  ISSN: 1349-273X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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酢酸エチルに溶解したAl(OCH(CH3)2)3と,固相のBa(OH)2 ・ H2Oとの固-液界面反応を使って,BaO-Al2O3固体塩基触媒を合成した。Al(OCH(CH3)2)3は,Ba(OH)2 ・ H2Oの結晶水分子で加水分解され,アルミナとイソプロパノールに変化した。Ba(OH)2 ・ H2Oと等モルのAl(OCH(CH3)2)3を用いて合成した試料を673 Kで熱処理した触媒が,ジアセトンアルコールの逆アルドール反応に最も高い活性を示した。BaO含有量を33~75 mol%の範囲で変化させたところ,含有量によって適切な活性化温度があることが明らかとなった。何れの含有量でも活性化温度は,XRDでBa5Al2O8およびBaAl2O4の相が見られる温度よりも低い温度が適切であった。活性な触媒ではXRDでBaO相が見られないが,無定形のAl2O3に高度に分散したBaOが活性種であると思われる。本研究の結果,固相の金属水酸化物と液相のアルコキシドの界面反応は,高度に分散した複合金属酸化物を調製するのに有用であることが確認された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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不均一系触媒反応  ,  付加反応,脱離反応 
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