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J-GLOBAL ID:202002260471308537   整理番号:20A0615853

連続掘削した大規模地下空洞周辺の岩盤安定性に対する塑性ポテンシャル関数における中間応力成分の影響【JST・京大機械翻訳】

Impact of the intermediate stress component in a plastic potential function on rock mass stability around a sequentially excavated large underground cavity
著者 (6件):
資料名:
巻: 127  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0230C  ISSN: 1365-1609  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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中間主応力成分を考慮した塑性ポテンシャル関数は弾塑性解析に広く使われているが,その場応力測定に基づいて,掘削誘起応力再分布に及ぼすその影響は適切には調べられず,検証されていない。本研究では,弾塑性モデルの解析解を調べるだけでなく,大空洞掘削に基づく事例研究と大深度におけるその場応力の連続測定を行うことにより,この問題に取り組んだ。解析解は,同じ降伏関数を持つ異なる塑性ポテンシャル関数間の体積塑性歪増分の明確な差を示した。特に,σ_2/σ_1が0.6を超えるとき,Drucker-Prager(DP)塑性ポテンシャル関数は,Mohr-Coulomb(MC)ポテンシャル関数のそれより大きい体積歪速度の増加を生み出し,したがって,周囲の岩盤における拘束応力の増加を示唆する。事例研究のために,異なるポテンシャル関数による大空洞掘削の数値解析は,両方のポテンシャル関数が応力監視点で同等の掘削誘起応力変化を生じるが,周辺岩盤の破壊状態遷移は非同一であることを示した。MCポテンシャル関数を用いると,周辺岩盤は掘削段階を通して連続的に破壊するが,DPポテンシャル関数を有するモデルでは,掘削段階が進行するにつれて,中間主応力成分に関連する破壊岩盤の体積膨張により除荷が起こる。これは野外観測とより一致することが分かった。したがって,塑性ポテンシャル関数における中間主応力は体積塑性歪の進展において重要な役割を果たし,それにより,岩盤構造の全体的安定性,特に破砕岩盤に対する影響,および中間応力が小さい主応力値と比較して相対的に大きいと結論した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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岩盤の力学的性質 

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