文献

J-GLOBAL ID：202002260513868932   整理番号：20A1231825

波力発電用直線翼垂直軸タービン性能に及ぼす案内羽根の幾何形状の影響

Effect of Guide Vane Geometry on Performance of a Straight-Bladed Vertical-Axis Turbine for Wave Energy Conversion

著者 (10件)： 早水庸隆 (米子工高専) ,  鈴木隆起 (神戸市工高専) ,  北野圭佑 (米子工高専) ,  中谷直輝 (神戸市工高専) ,  権田岳 (米子工高専) ,  森田慎一 (米子工高専) ,  大塚茂 (米子工高専) ,  高尾学 (松江工高専) ,  木上洋一 (佐賀大 海洋エネルギー研究セ) ,  瀬戸口俊明 (佐賀大 海洋エネルギー研究セ)
資料名： ターボ機械  (Turbomachinery)
巻： 48  号： 6  ページ： 352-360  発行年： 2020年06月10日 
JST資料番号： S0391B  ISSN： 0385-8839  CODEN： TKAICZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 波力発電用直線翼垂直軸タービンを提案し,波力発電に基づく振動水柱に適した新しい空気タービンを開発した。本研究の目的は,直線翼垂直軸タービンの性能に及ぼす案内羽根形状の影響を研究することである。風洞を使用して実験研究を行った。ロータには,NACA0018のプロファイル,コード長80.5mm,ピッチ直径460mm,ブレード幅490mmの4枚の直線翼があった。本研究では,2種類の案内羽根(すなわち,アークとセミアーク)の性能を比較した。トルク係数,入力係数,流量係数,およびタービン効率を用いて,定常流条件下でのタービン性能を評価した。さらに,案内羽根形状の影響を研究するために,実験システムと同じ構成で計算流体力学(CFD)を実行した。セミアークブレード形状は,アークブレードより広い流量係数範囲にわたってタービン効率を向上することが分かった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *波力発電 ,  *空気タービン ,  エネルギー変換 ,  海洋エネルギー ,  タービン効率 ,  *案内羽根 ,  *形状効果 ,  数値解析 ,  プログラムパッケージ ,  応用プログラム ,  解析モデル ,  水流 ,  タービン性能 ,  振動水柱 ,  CFD【流体力学】 ,  *流体機械 ,  *タービン ,  流体力学 ,  物理学 ,  科学 ,  力学 ,  連続体力学 ,  自然科学
準シソーラス用語： 計算流体力学 ,  ANSYS ,  垂直軸タービン

分類 (2件)： 送風機,圧縮機,風車  (QD03000U) ,  波力発電,潮力発電  (NB03130B)

引用文献 (8件)：

• 二宮康司,再生可能エネルギーの現状と今後の展望,mizuho global news,100 (2018 DEC & 2019 JAN),11.
• NEDO,風力等自然エネルギー技術研究開発,洋上風力発電等技術研究開発,海洋エネルギーポテンシャルの把握に係る業務(要約版),平成22年度成果報告書,1.
• Toshiaki Setoguchi and Manabu Takao, Current status of self rectifying air turbines for wave energy conversion, Energy Conversion and Management, 47 (2006), 2382.
• 瀬戸口俊明・他5名,波力発電用諸タービンの性能比較,日本機械学会論文集(B編),65-634(1999),2063.
• 福富純一郎・他3名,往復流におけるクロスフロー形波力水車の作動特性,日本機械学会論文集(B編),61-582(1995), 572.

タイトルに関連する用語 (5件)： 波力発電 ,  直線翼 ,  タービン性能 ,  案内羽根 ,  幾何形状