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J-GLOBAL ID：202002260771664049   整理番号：20A2293682

脱灰処理による竹活性炭の細孔構造変化と電気二重層キャパシタ特性の向上

Pore structure change of bamboo-derived activated carbon by ash removal and the improvement of electric double layer capacitor performance

著者 (3件)： 菊池圭祐 (静岡県工技研) ,  山下里恵 (静岡県工技研) ,  蓮見啓悟 (サンコール)
資料名： 木質炭化学会誌  (Wood Carbonization Research)
巻： 17  号： 1  ページ： 27-33  発行年： 2020年10月01日 
JST資料番号： L7845A  ISSN： 1349-3418  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 竹活性炭の比表面積を向上させるため,炭化の前後に脱灰処理を施した。灰分が低減することで賦活触媒作用が弱まり,緻密なミクロ孔が形成され,比表面積が著しく増加した。炭化後の脱灰処理においては,ミクロ孔に加え7nm付近のメソ孔も同時に発達することが分かった。これら細孔構造を変化させた竹活性炭を用いて電気二重層キャパシタ特性を評価したところ,測定温度によってイオンの吸脱着に有利な細孔構造が異なることが明らかとなった。結果としてヤシ殻活性炭より高い性能を有する竹活性炭を調製することが可能となった。(著者抄録)

シソーラス用語： *活性炭 ,  固体燃料 ,  *電力コンデンサ ,  電気二重層 ,  比表面積 ,  細孔径分布 ,  細孔構造 ,  炭化
準シソーラス用語： *竹炭 ,  *電気二重層キャパシタ ,  脱灰

分類 (2件)： 静電機器  (NB10020R) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 灰処理 ,  竹 ,  活性炭 ,  細孔構造 ,  電気二重層キャパシタ