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J-GLOBAL ID：202002261008633551   整理番号：20A0917065

雪と氷河藻類:レビュー1【JST・京大機械翻訳】

Snow and Glacial Algae: A Review¹

著者 (2件)： Hoham Ronald W. (Department of Biology, Colgate University, Hamilton, New York, 13346, USA) ,  Remias Daniel (School of Engineering, University of Applied Sciences Upper Austria, Wels, 4600, Austria)
資料名： Journal of Phycology  (Journal of Phycology)
巻： 56  号： 2  ページ： 264-282  発行年： 2020年 
JST資料番号： W1634A  ISSN： 0022-3646  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 雪または氷河藻類は全ての大陸で見出され,ほとんどの種はChlamyomonadales(Chlorophyta)とZygnematales(Streptophyta)にある。他の藻類グループには,ユーグレノイド,クリプトモナス,クリソファイト,渦鞭毛藻類,シアノバクテリアが含まれている。それらは,0°C付近の温度,開放曝露における高い放射照度レベル,樹木キャノピー下の低い放射照度レベルまたは雪,酸性pH,低い伝導率,および融雪後の乾燥の極端な条件下で生じている可能性がある。これらの一次生産者は,雪緑,金色,赤,ピンク,オレンジ,または紫色灰色を持つ可能性があり,それらは他の真核生物,細菌,古細菌,ウイルス,および真菌類を含むコミュニティの一部である。それらは地球規模の生物圏と炭素と水の循環の重要な要素である。Chlamyomonas-Chloromonas-Chlainomonas複合体におけるライフサイクルは,液体水における鞭毛虫の移動と抵抗性嚢胞の形成を含み,その多くが他の藻類として以前に同定された。種分化はメタゲノム,リピドミクス,ハイスループット配列(HTS),多遺伝子解析,ITSの利用を通して更新されている。二次代謝産物(雪藻類中のアスタキサンチンと氷河藻類中のプルロガリン)は葉緑体と核を損傷PARとUVから保護し,氷結合蛋白質(IBPs)と多価不飽和脂肪酸(PUFAs)は凍結温度における細胞損傷を減少させる。分子系統学は,Chlamyomonas-Chloromonas複合体における雪藻類が少なくとも2倍の雪生息場所に侵入し,いくつかの種が多系統性であることを明らかにした。雪と氷河藻類はアルベドを減少させ,積雪と氷河の融解を加速し,気候変動をモニターするために使用される。これらの藻類の選択された株は,食品または燃料製品を生産する可能性がある。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ライフサイクル ,  炭素 ,  凍結 ,  藍藻類 ,  気候変動 ,  *氷河 ,  複合体 ,  アルベド ,  真核生物 ,  生息場所 ,  放射照度 ,  古細菌 ,  二次代謝産物
準シソーラス用語： *雪 ,  一次生産 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (10件)： アルベド ,  コミュニティ構造 ,  凍結親和性 ,  環境パラメータ ,  ゲノミクス ,  氷河藻類 ,  ライフサイクル ,  一次生産性 ,  二次代謝産物 ,  藻類

分類 (1件)： 植物生理学一般  (EH02010Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 雪 ,  氷河 ,  藻類 ,  レビュー