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J-GLOBAL ID：202002261125862225   整理番号：20A0427993

リチウムイオン電池のためのポリエチレンセパレータにおけるイオン移動に及ぼす経路の断面形状の影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of Cross-Sectional Shape of Pathway on Ion Migration in Polyethylene Separators for Lithium-Ion Batteries

著者 (4件)： Takeda Sahori (Research Institute of Electrochemical Energy, Department of Energy and Environment, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, Osaka, Japan) ,  Saito Yuria (Research Institute of Electrochemical Energy, Department of Energy and Environment, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, Osaka, Japan) ,  Kaneko Ikue (Innovation Center for Organic Electronics, Yamagata University, Yamagata, Japan) ,  Yoshitake Hideya (Innovation Center for Organic Electronics, Yamagata University, Yamagata, Japan)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 124  号： 3  ページ： 1827-1835  発行年： 2020年 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電池電力性能はイオン移動度,すなわち電極間の分離器中のイオン輸送速度に支配される。セパレータ経路形態とイオン移動度の間の相関を解明するために,異なる断面形状の経路を得るために,異なる延伸比で多孔質ポリエチレン膜を調製した。モード細孔径(最も高頻度の細孔径)は,膜の空隙率の著しい変化なしに,延伸比の増加と共に増加した。これは,細孔径が,延伸方向における分散油の粒子の揮発によって元々形成された,いくつかの細孔の結合によって増加したことを示している。機械方向(MD)と横方向(TD)の間の延伸比の大きな差は,MDとTD(f_(TD/MD))における弾性係数の異方性によって特徴付けられる経路の異方性断面形状をもたらした。経路の断面異方性はイオン移動度に影響した。f_(TD/MD)がf≒0.8を超えたとき,カチオンとアニオンの拡散係数は,経路におけるカチオン-アニオン相互作用とカチオン-膜壁相互作用の増加のために劇的に減少した。これらの結果は,等方性断面を持つ経路がイオン移動に適していることを示唆し,分離膜中の連結細孔から成る経路のより低い抵抗とより低い蛇行性を持つ。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *イオン輸送 ,  *リチウムイオン電池 ,  相互作用 ,  イオン移動度 ,  カチオン ,  異方性 ,  細孔 ,  弾性係数 ,  *電池 ,  細孔径 ,  蛇行 ,  アニオン ,  *ポリエチレン ,  電力 ,  拡散係数

分類 (3件)： 融解塩  (CB05050R) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H) ,  二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (6件)： リチウムイオン電池 ,  ポリエチレン ,  セパレータ ,  イオン移動 ,  経路 ,  断面形状