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J-GLOBAL ID:202002261171616119   整理番号:20A2683903

特性が未知のボトルネックリンクに対して有効なLow-rate DDoS攻撃戦略の検討

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資料名:
巻: 2020  号: ITS-83  ページ: Vol.2020-ITS-83,No.4,1-9 (WEB ONLY)  発行年: 2020年11月17日 
JST資料番号: U0451A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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Low-rate DDoS攻撃は短いオンオフパルスを用いて,TCP/IPプロトコルやルーティングキュー管理機構の脆弱性を悪用することによって,低い平均通信量でTCPリンクの品質を低下させる.最も古典的なRTOベースのLDDoS攻撃(別名:Shrew攻撃)における攻撃パルスの送信レートの理想値は標的ボトルネックリンクの帯域幅以上の値であり,攻撃者が適切な大きさの送信レートを設定できることが前提となっている.しかし,現実において攻撃者が常に標的ボトルネックリンクの帯域幅を把握しているとは限らない.本稿では,限定的な攻撃シナリオのもとで,帯域幅とバッファサイズが未知のボトルネックリンクに対するLow-rate Shrew DDoS攻撃の実行戦略を提案する.提案する攻撃戦略は,標的ネットワーク内にボットノードを構築することで攻撃効果を推定しながら,探索的にパルスレートを増加することによって,攻撃トラフィックをステルスに保ちながら,標的ネットワークに対する特定サービスからの下りトラフィックを目的の品質まで妨害することを目的としている.提案戦略をns-3を用いたシミュレーションにより評価した結果,提案戦略を実行することにより,ボトルネックリンクの特性が未知の場合においても,攻撃パルスの送信レートを探索的に決定可能なことを示した.加えて,ボトルネックリンクのバッファサイズを増加することによって,提案戦略はステルス性を損ない,既存のフラッド型DDoS攻撃の検知スキームに発見されるリスクが高まることを示した.(著者抄録)
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