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J-GLOBAL ID:202002261204351912   整理番号:20A0053085

河川水の拡散は複数の河川流を持つ狭い河口である大槌湾におけるサケOncorhynchus ketaの回遊行動を導く

Spreading of River Water Guides Migratory Behavior of Homing Chum Salmon Oncorhynchus keta in Otsuchi Bay, a Narrow Inlet with Multiple River Flows
著者 (8件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 449-457  発行年: 2019年12月01日 
JST資料番号: F0012B  ISSN: 0289-0003  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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日本の三陸リアス式海岸はサケOncorhynchus ketaのホーミング地域で,1つまたは複数の短い河川流を持つ多数の小さな閉鎖性湾によって特徴付けられる。この地域におけるサケの現在の行動調査は,出生河川へのサケの移動についてより深い洞察を得るように設計された。大槌湾の中央部で捕獲された83匹のサケを,3つの河川,すなわち大槌川,小槌川,鵜住居川が流れ込む狭い河口において音響送信機を用いて追跡した。湾の南西側に流れる鵜住居川に入った18匹の大部分は,南海岸に沿って河川に直接接近した。北西側に流れる大槌川と小槌川に入った魚の半分以上は,南風経路を経て内湾に移動し,その後,多くは鵜住居川河口を通過した後に,これらの河川に入った。内湾において,海面水の塩分は,3つの河川からの水が1.0m未満の深さにおいて反時計方向に循環し,南岸に沿って東方に流れることを示唆した。大槌湾で観測された移動経路は湾の表面河川水が流れる方向とちょうど逆向きであった。本結果は,三陸の狭い入り江におけるサケのホーミング移動が,河川流によって誘導されることを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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個生態学 
引用文献 (37件):

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