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J-GLOBAL ID:202002261610487105   整理番号:20A0519015

多様な学習環境における理科の好奇心の調査 -態度測定調査問題の開発とその分析を通して-

Research on Science Curiosity in Learning Environments -Through Developing and Analyzing an Attitudinal Scale-
著者 (2件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 433-446(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: L6042A  ISSN: 1345-2614  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,多様な学習環境における理科の好奇心 1)の態度測定調査問題「SCILE」の日本語版である「日本語版SCILE」を開発した。調査対象は小学生,中学生,高校生計989名である。その回答の分析を通して,以下の3点を明らかにした。1)探索的因子分析から,理科の好奇心は,理科の実践の中で理科の知識を追究する「理科実践型好奇心(Science practices:SC)」,予測不可能な事柄を受け入れる「包括型好奇心(Embracing:E)」,新しい情報や機会を探し求める「伸展型好奇心(Stretching:Str)」,の3因子17項目で説明できること。2)確認的因子分析から,得られた3因子に共分散があると仮定して作成したモデルと,回答データが適合したことにより,理科の好奇心は互いに共変関係がある3因子で説明できること。3)階層クラスター分析から,日本の児童生徒の理科の好奇心の実態は3群に類型化され,好奇心が平均より少し高い児童生徒(「第1群:好奇心中位群」)が58%,好奇心が高い児童生徒(「第2群:好奇心高位群」)が8%,好奇心が低い児童生徒(「第3群:好奇心低位群」)が34%であること。(著者抄録)
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分類 (1件):
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科学技術教育 
引用文献 (26件):
  • 荒井妙子・永益泰彦・小林辰至(2008a)「中学生の自然事象に関わる変数への気づきに影響を及ぼす要因の検討」『理科教育学研究』第49巻,第1号,1-8.
  • 荒井妙子・永益泰彦・小林辰至(2008b)「自然事象から変数を抽出する能力に影響を及ぼす諸要因の因果モデル」『理科教育学研究』第49巻,第2号,11-18.
  • Bell, P., Lewenstein, B., Shouse, A.W., & Feder, M.A. (Eds.). (2009). <i>Learning science in informal environments: People, places, and pursuits</i>. Washington, DC: National Academies Press.
  • Berlyne, D.E. (1960). Conflict, arousal, and curiosity. New York: McGraw-Hill.
  • 中央教育審議会(2016)「幼稚園,小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校の 学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)」Retrieved from http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/__icsFiles/afieldfile/2017/01/10/1380902_0.pdf(accessed 2019.05.30)
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