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J-GLOBAL ID：202002262037130815   整理番号：20A2681822

自動車の左折時における空間要素が走行速度に与える影響に関する研究

A Study on the Effects of Spatial Elements on Traveling Speed of Left-Turning Vehicle

著者 (3件)： 藤原勇輝 (岡山大学) ,  橋本成仁 (岡山大学) ,  海野遥香 (岡山大学)
資料名： 都市計画論文集(Web)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (Web))
巻： 55  号： 3  ページ： 616-622(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U2068A  ISSN： 2185-0593  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我が国において交通事故死者数は依然として多い。中でも交差点周辺部においてさらなる交通安全対策が求められており,無意識のうちに安全な走行速度で走ることが出来る空間の形成が重要である。このような状況を受け,特に左折車に対して,交差点曲線半径の縮小が行われている。そこで本研究では,岡山市内の15か所において合計316台の左折車走行速度を計測し,街路や交差点における空間要素との関係を明らかにした。その結果,左折後街路に進入した位置における自動車走行速度は空間要素によって決定されており,空間要素の改良により抑制できることが示唆された。また,交差点曲線半径の縮小による効果が定量的に明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *自動車 ,  *走行速度 ,  *左折 ,  街路 ,  交差点 ,  *半径 ,  交通安全 ,  クラスタ分析
準シソーラス用語： 曲線半径 ,  空間要素

著者キーワード (10件)： 自動車走行速度 ,  左折車 ,  街路入り口部 ,  交差点 ,  曲線半径 ,  vehicle traveling speed ,  left-turning vehicle ,  street entrance ,  intersection ,  curve radius

分類 (2件)： 自動車事故,交通安全  (TB01050G) ,  道路計画・調査,道路の構造  (RC08020X)

引用文献 (22件)：

• 1) 警察庁 交通企画課「令和元年中の交通事故死者数について」, 2020.1.6.
• 2) 内閣府 平成28 年交通安全白書「第10 次交通安全基本計画概要」, https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/h28kou_haku/gaiyo/features/feature04.html, 閲覧日 2020.4.22.
• 3) 国土交通省 交通安全対策, https://www.mlit.go.jp/road/soudan/soudan_06_01.html, 閲覧日 2020.4.22.
• 4) 橋本成仁, 西浦哲哉, 三村泰広:速度抑制効果に着目した道路のカラー舗装に関する研究, 都市計画論文集, Vol.50 No.3, p715-722, 2015.10.
• 5) 李泰榮, 三村泰広, 稲垣具志, 橋本成仁, 安藤良輔:住民意識に基づく住宅地内道路の交差点部カラー化対策効果の評価に関する研究, 都市計画論文集, Vol.44-3, p475-480, 2009.10.

タイトルに関連する用語 (5件)： 自動車 ,  左折 ,  空間要素 ,  走行速度 ,  研究