文献

J-GLOBAL ID：202002262107072924   整理番号：20A0837369

澱粉化学におけるイオン液体の応用:レビュー【JST・京大機械翻訳】

Applications of ionic liquids in starch chemistry: a review

著者 (6件)： Ren Fei (State Key Laboratory of Food Nutrition and Safety, Tianjin University of Science & Technology, Tianjin 300457, China. [e-mail]) ,  Wang Jinwei ,  Xie Fengwei ,  Zan Ke ,  Wang Shuo ,  Wang Shujun
資料名： Green Chemistry  (Green Chemistry)
巻： 22  号： 7  ページ： 2162-2183  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2066A  ISSN： 1463-9262  CODEN： GRCHFJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,グリーン材料の製造のための合成高分子を代替するための澱粉の利用は,その再生可能性,生分解性,豊富さおよび低コストのために,大きな関心を集めている。一方,イオン液体(ILs)は,多糖類処理のための揮発性有機溶媒を置換するための有望な「グリーン溶媒」として広く認識されている。過去数年にわたり,ILは澱粉の溶解,可塑化および誘導体化のための優れた媒体として役立つことがますます実証されている。これにより,高い置換度(DS)を有する化学修飾澱粉の合成と熱可塑性澱粉,複合膜,固体高分子電解質,ナノ粒子および薬物担体のような種々の澱粉ベース材料の開発が可能になった。本レビューの主目的は,澱粉溶解,糊化,改質及び可塑化におけるILの役割,及びそれらの工業的応用の概観を提示することである。さらに,このレビューは,澱粉のIL処理の背後にある機構の包括的な理解を提供し,ILsによる新しい澱粉系材料の合理的な開発への洞察を提供することを意図している。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *澱粉 ,  *イオン液体 ,  複合膜 ,  糊化 ,  多糖類 ,  誘導体化 ,  化工澱粉 ,  薬物担体 ,  置換率 ,  溶解 ,  ナノ粒子 ,  高分子固体電解質 ,  微生物分解性 ,  媒質 ,  可塑化

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  抽出  (CC01040H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 澱粉 ,  化学 ,  イオン液体 ,  応用 ,  レビュー