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J-GLOBAL ID:202002262115646736   整理番号:20A0977470

Schiff塩基とそれらのAmadoriまたはHeyns転位生成物の識別のための診断MS/MSフラグメンテーションパターン【JST・京大機械翻訳】

Diagnostic MS/MS fragmentation patterns for the discrimination between Schiff bases and their Amadori or Heyns rearrangement products
著者 (3件):
資料名:
巻: 491  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0929A  ISSN: 0008-6215  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Schiff塩基,Amadori及びHeyn転位生成物は,初期Maillard反応に関与する最も重要な異性体中間体である。分析質量分析技術によりそれらを区別することは課題のままである。ここでは,MS/MSフラグメンテーションパターンが,グリシンを含むグルコース誘導Schiff塩基,AmadoriおよびHeyns化合物間の識別に使用できることを示した。酸性および中性条件下で正モードで操作したESI-qTOF-MSシステムを用いて,分子の独特のMS/MSフラグメンテーションパターンを生成した。MSデータの分析は,酸性媒体が特性および診断イオンの生成に適していることを示した。高い衝突エネルギー(20eV)において,Schiff塩基のスペクトルはほとんど情報がなかったが,AmadoriとHeyns化合物の両方は高い診断値を有する特徴的なフラグメンテーションを受けた。低い衝突エネルギー値(10eV)では,Schiff塩基前駆体からの顕著な診断イオンの形成と,3つの分子の広範な脱水反応が観察された。酸性条件下では,Amadori化合物の診断フラグメンテーションパターンは連続脱水反応を特徴とした。より高い値(20eV)では,それはカルボニル基でα-核分裂を受け,m/z88で顕著な診断イオン[AA+H+CH2]+を生成した。Schiff塩基は,逆アルドール分解を優先的に起こし,m/z118[AA+H+diose]+とm/z140[AA+Na+diose]+において,m/z85[テトロse+H-2h2O]+とm/z143[テトロse+Na]+におけるそれらの糖補完と共に,優先的に診断イオンを生成することが分かった。Heyns化合物の場合,m/z154[M+H-2h_2O-C_2H_4O_2]+,m/z170[AA+Na+トリオース]+及びm/z142[AA+H+Furan]+のイオンを含むいくつかの診断イオンも検出された。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
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単糖類 

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